5月31日、東京において、安倍晋三内閣総理大臣及びフン・セン首相の立ち会いの下、堀之内秀久駐カンボジア大使とウン・ラチャナ本邦駐カンボジア大使との間で、無償資金協力「人材育成奨学計画(若手行政官の日本留学支援)」(供与限度額:3億3900万円)及び「シアヌークビル港経済特別区における貨物混載倉庫等の建設支援」(供与限度額:2億円)に関する交換公文の署名及び書簡の交換が行われました。
人材育成奨学計画は、カンボジアの若手行政官等が日本の大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものです。最大26名のカンボジアの若手行政官が我が国の大学に留学できることになります。シアヌークビル港経済特別区における貨物混載倉庫等の建設支援では、日本が長年にわたり支援してきたシアヌークビル港に隣接するシアヌークビル港経済特別区(SEZ)の更なる振興のため、物流企業等の進出に必要な貨物混載倉庫・荷役機械等の供与を通じ、同SEZの活性化・外国直接投資の拡大を図るとしています。
カンボジアの重要港湾を擁するシアヌークビルは、中国からの集中豪雨的投資により、中国化が進んでいます。その中で、シアヌークビル港は、戦略的にも重要な港湾であり、債務の罠等によって、特定国の影響下に置かれないようにすることは大変重要となっています。安倍首相は、フン・セン首相との首脳会談でも、港湾開発マスタープラン策定を含めたシハヌークビル港開発への包括的協力を進めて行くと約束しています。日本が円借款等で支援してきたシアヌークビル港の拡充については、日本が引き続き継続的に支援を行っていくことが期待されます。
(写真は、外務省の新聞発表より)
外務省の新聞発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_007473.html
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人材育成奨学計画は、カンボジアの若手行政官等が日本の大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものです。最大26名のカンボジアの若手行政官が我が国の大学に留学できることになります。シアヌークビル港経済特別区における貨物混載倉庫等の建設支援では、日本が長年にわたり支援してきたシアヌークビル港に隣接するシアヌークビル港経済特別区(SEZ)の更なる振興のため、物流企業等の進出に必要な貨物混載倉庫・荷役機械等の供与を通じ、同SEZの活性化・外国直接投資の拡大を図るとしています。
カンボジアの重要港湾を擁するシアヌークビルは、中国からの集中豪雨的投資により、中国化が進んでいます。その中で、シアヌークビル港は、戦略的にも重要な港湾であり、債務の罠等によって、特定国の影響下に置かれないようにすることは大変重要となっています。安倍首相は、フン・セン首相との首脳会談でも、港湾開発マスタープラン策定を含めたシハヌークビル港開発への包括的協力を進めて行くと約束しています。日本が円借款等で支援してきたシアヌークビル港の拡充については、日本が引き続き継続的に支援を行っていくことが期待されます。
(写真は、外務省の新聞発表より)
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