2012年第1四半期の観光客数が大幅増加

　観光省の発表によりますと、2012年第1四半期（1月～3月）の観光客数は99万人となり、対前年同期比で27.8％の大幅増加となりました。ベトナムからの観光客数は、36.8％増、韓国40.7％増、中国32.9％増となっています。
　トン・コン観光大臣は、更に観光客数を増加させるためには中国からの観光客を獲得する必要があるとしており、2011年に24万人だった中国からの観光客数を2015年には60万人、2020年には100万人まで増やすとの目標を示しています。ホテル、レストラン業界には、中国語を話すスタッフや中国語での表記の拡充、中国料理の朝食、中国語のテレビチャンネル・新聞の提供等を提言しています。また、部屋番号等でも、中国人が好む「8」を多用し、中国人が嫌う「4」は避けるようにとアドバイスしています。更に、インターネットを活用して中国マーケットを開拓することを求めています。
　この他、4月22日には、スペイン・マドリッドから、4機の直行チャーター便でまとめて1290人の観光客がやってくる等、新しい動きも出ています。
　

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