Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

下関市立美術館

2008-05-31 07:05:51 | 美術館
話が前後しますが。
下関着いて、まずは下関市立美術館行きました。




写真は美術館の出口の庭園にあった作品「こんにゃく石」
石なのにぐにゃり感がスゴく面白い♪
他にも意表を衝くオブジェがたくさんありました。

さて。
印象派の版画展。
版画のみ!
なんだか斬新(*^o^*)
印象派だけでなくロマン主義やバルビゾン派やロートレック(何派なの?)まで
ピサロやドガ、いかにも版画やってそうな人もいれば、シスレーやセザンヌなんかは数点しか版画を残してないとか。

でも当たり前だけど、版画になっても、ドービニーは低い位置からの風景だし。
カリエールはやっぱり何故かセピアっぽい。

スッゴい目を惹いたのが名前忘れたけど版画家さんのカラーリトグラフで。
浮世絵に影響受けて、エッフェル塔36景ていう連作もあるって解説ついてたけど。
解説なしでもわかるいかにも浮世絵の構図。なんだか嬉しくなっちゃいました。

色彩の画家たちが、最大の武器を棄てて表現する版画。
だけどそこには確実にそれぞれの個性がきっちり表されていて。

いつも色彩にばかり目を奪われるけど、各々が表現したかったものが決してそればかりではないんだなって改めて認識しました。

作品も素晴らしかったけど企画も素晴らしいわ(*^o^*)


後、所蔵品のポスター展。
実は私はミュシャの作品実際に見るの初めて(=^▽^=)
画集を何度となく買いそうになる程度には好きなのだけど。
「モナコ・モンテカルロ」植物で車輪と線路のレールを表現してるって何かで見たけど。
おぉ(*^ー^)ノ
ビスケットのポスターもあるわ♪
勿論ロートレックやボナールのポスターも。
こうしてポスターに囲まれると19世紀にタイムスリップした錯覚に。
それはまた油絵とは違った感覚で楽しい。

下関市立美術館。
なんだか期待以上でした。

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