Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

チェンバロの調べ@ヴェネツィア展

2016-04-17 09:02:40 | 舞台・ライブ
ひろしま美術館のヴェネツィア展では
会期中毎週チェンバロを中心とした
コンサートが開催されてます。

チェンバロ大好き❤dolce-vitaは
前のめり気味に行って参りましたよん😄🎶

チェンバロ:小田郁枝
dolce-vitaは数年前に空檜コンサートで
小田郁枝さんの美しいチェンバロの演奏を
聴かせていただいたことがあります。
なのでとっても楽しみにしてましたよーっ🎵
小田郁枝さんのチェンバロが会期中ずっと
ロビーに置かれているそうです。

チェンバロって音色も美しい上に
楽器そのものも美しくって✨
ちょーテンションあがりまくりデス😆



🌹ヴィヴァルディ
「四季」より「春 」
なんてぴったりな選曲👀🎶「春」🌸
ヴィヴァルディはヴェネツィア出身でヴェネチアで活躍しました。
カナレットともお友だちだったそうです。
大島真寿美「ピエタ」に描かれていたヴェネツィアのイメージが広がります😌💕

🌹フレスコバルデイ
アヴェ・マリア
(ガリアルダかなんか)踊りっぽい楽曲
フレスコバルディの時代(バロック前期)には
まだ調性が確立されていなかったそうです。
なるほど古い音楽が揺らめくように不思議に聴こえるのは
そのためなんですね👀💡
おもしろ~い😄🎶

🌹マルティーニ
愛の喜び(PIACER D' AMOR)
「Can't Help Falling in Love」の元歌デスね👀🎵
ドイツ出身のフランスの作曲家マルティーニの作曲したフランス語の歌曲だそうです。
(何故イタリアのお名前?)
伴奏部分も歌の部分も両方お一人で演奏されるアレンジで。

🌹ラモー
ミューズの語らい
ガヴォット
雌鳥
「こっこっこっこっこけーっ」がチェンバロの優美な音で再現されます。
チェンバロの音色はホント奥深い🎵
ラモーってオペラのイメージが強いけど
オペラ作曲家として成功する前は
チェンバロの曲をたくさん作曲してたんですね。

🌹ドメニコ・スカルラッティ
ソナタ3曲
スカルラッティはナポリ王国に生まれた音楽家で
ナポリ王国の王女さまに仕えて
スペインにお嫁入りしたときも王女さまと一緒に嫁がれたそうです。
彼女のために作曲して演奏して。
その作品集は後に「ソナタ」と呼ばれてます。


チェンバロはピアノと違って撥弦楽器で
鍵盤操作で弦を叩くのではなく
ジャックの先の爪で弦をはじきます。
爪には白鳥や鷹の羽根軸が使われてるんだって👀❗❗
知らなかった🐷
音がどんな風に違ってくるのかな?
興味は尽きません💓

バフストップ(ミュート?)や
上鍵盤をぐっと押し込んでカプラーで上下連動させたり…と
(あとはわからなかった💧)
いろんな演奏方法を駆使して
チェンバロの魅力全開でした。

チェンバロ自体もまろやかな響きのする優美なチェンバロでした。

MUSICA DONUM DEI 
(音楽は神様からの贈り物)
Musica mentis medicina moestae,
musica multum minuit malorum
(音楽は悩める心の薬、音楽は多くの災いを減ず)
すばらしい言葉。
今こそそうであってほしいと願います。



絶対曲目とか忘れちゃいそうで
珍しく当日のうちにメモったdolce-vita🐷
これで大丈夫と安心してたら(慢心?)
記事を書く直前に全削除してしまった😱
結局いつものうろ覚え…😅
しょぼーん😔