Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

明日香《これが見たかった!編》

2012-06-16 21:34:40 | おでかけ
そうだ明日香へ行こう

そもそもなぜdolce-vitaがそんなコト思いついたかといいますと~。

万葉集が大好きで
尊敬する歴史上の人物は持統天皇
だったら一度は訪れなきゃだよね(*^o^*)


伝飛鳥板蓋宮跡
うふふぅ(^w^)
田んぼの真ん中でにっこにこのdolce-vita
この場所に立ってみたかったのぉ(≧∇≦)

  

ここはいくつかの宮殿遺跡が重複してて
発掘された宮殿の遺構は上下2層に分かれてます。
下層遺構は名前にあるように飛鳥板蓋宮
そして上層遺構として今最も有力なのが
飛鳥浄御原宮
壬申の乱に勝利した大海人皇子が
都を近江から飛鳥に遷し
即位したのもココ
持統天皇が飛鳥浄御原令を完成させたのもココ
dolce-vitaの大好きカップルの活躍の舞台となった場所デス

飛鳥板蓋宮は言わずと知れた大化の改新の舞台。
板蓋って今となってはなんだか質素な感が否めませんが
当時茅葺きの屋根が一般的だったなか
板葺き屋根は最先端の建造物だったらしい。
誇らしげに宮殿の名前に冠した辺りが微笑ましい(^w^)

発掘はされてないけど
飛鳥岡本宮、後飛鳥岡本宮もここだったんじゃないかといわれてます。

その時代の物語に思いを馳せつつ
しばし佇む

「春過ぎて…」は藤原宮に遷った後の御製だけど
天香具山探してみたりして
(えっと(?_?)天香具山どこ?)

そう…
ここまでさらりと書いたけど
方向音痴のdolce-vitaにとって
明日香サイクリングの旅
実は超迷子の旅
各ポイントを移動するのに
地図と首っ引きで大苦戦
古墳は周りの山と区別つかないし
遺構は田んぼの中に急に現れる。
畦道を右往左往した挙げ句
そこはシンプルな石の積まれた遺構ときては
興味のない人にとっては
さぞかしテンションがた落ちであろう
さすがのdolce-vitaもちょっとへこたれそうだったもん


天武・持統天皇陵古墳

  

こーんな石段を登っていくと…。

  

  

てってれー
天武・持統天皇陵デス

当たり前だけど宮内庁の管轄なのね(*^o^*)
宮内庁指定の天皇陵で被葬者がわかっているのは
実はココだけ。

古代史最大の内乱である壬申の乱を制し
今まで以上に権力を掌握して
中央集権化していった天武天皇。
そしてそれを引き継いでカタチにした持統天皇。
「日本書記」や「古事記」を編纂したり。
「日本」とか「天皇」って名称を採用したり。
伊勢神宮を天皇家の守護宮と定めたり。
現在当たり前のことで実はこの二人の時代に始まったというコトは
意外にも多い。

ふふっ(^w^)
しかも持統天皇ったら名前も美しいの
鵜野讃良皇女(うののさららのひめみこ)

万葉集にも歌のやりとりもなく
ラブラブだった気配はあまりないけど
持統天皇は火葬されたあと(火葬も珍しいよね)
天武天皇と同じ陵に埋葬されました。

二人の魂は今も一緒です

飛鳥の蘇

2012-06-16 14:29:51 | おでかけ
ずーっと食べてみたかったのぉ(≧∇≦)

古代のチーズといわれる「蘇」

チーズってヨーロッパから伝わった食べ物というイメージだけど
実は日本でも万葉の時代から作られてました。

dolce-vitaが何かの本でみたことあるのは
「牛乳を10分の1になるまで煮詰める」とか
「牛乳を3日3晩煮詰める」とか
シンプルかつ気合いのレシピ


  

箱に入っている様子が
Gamila Secretみたいでちょっと笑ってしまった(^w^)
初めて目にする蘇は
見た目dolce-vita愛用のアレッポの石鹸のようです。

そしてお味は…

お~いし~

幸せな甘さ
お砂糖の甘さとはまた違う牛乳が濃縮された旨味と甘味

クセになりそうな美味しさです。

うーん、これぞ醍醐味
(↑違うよ、「蘇」だってば