活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

震災便乗、消費増税に反対する

2011-06-20 23:10:05 | Weblog
消費税「15年度までに10%」20日に決定(読売新聞) - goo ニュース

稀代のペテン師とサギ師が国民をだまそうとしている。ペテン師とは菅直人首相、サギ師とは与謝野馨経財相のことである。二人に共通していることは、権力亡者であることと「財政再建」をことあるごと、口ぐせに国民からカネを巻き上げることである。

二人は財務省時代に洗脳され、役人の言うがまま操縦されるロボットでもある。そのロボットが主導した「社会保障改革検討会議」がまとめた、消費税率を2015年度までに現行5%から10%にする方針が、本日20日、閣議決定される見込みとなった。

消費増税については昨年の総選挙で、菅が「自民党案の10%を参考にする」とした発言が波紋を広げ、民主党が大惨敗を喫した経緯がある。そのおかげで国会は衆参ねじれ状態となり、きびしい政権運営が強いられてきたこと説明を要しない。党内では責任を問う声もあったが、うやむやにしてしまっていたことが、現在の混乱状態の遠因である。

菅の消費税10%発言に民意は明確に反対を突きつけた。それにもかかわらず1年後に再び持ち出し、自公に働きかけ法案化を画策していることに、深い憤りを感ずるものである。大震災や原発災害で混乱した世情に便乗して、増税する手法は世論が受け入れない。そして、増税しか思いつかない菅・与謝野の早期退場を求める。