「森友学園」前理事長籠池泰典氏とその妻諄子氏が補助金詐欺の罪で大阪地検特捜部に逮捕されたのは、ことしの7月31日のことです。事実や証拠隠滅の恐れのない夫妻には長すぎる勾留期間ではないでしょうか。なにしろもう4か月を迎えるのですから。
籠池夫妻は今月20日に裁判所に保釈申請しましたが、即却下されました。そこでなぜ保釈されないのか考えてみました。
いちばん娑婆に戻ってほしくないのは安倍晋三首相だと思います。妻の昭恵氏と同学園の国有地購入疑惑への関与がばれるのを最も心配しているものと思われるからです。安倍は国会で、「私が関与していたら首相を辞める」と啖呵を切りました。その整合性を担保するためには、籠池氏に戻ってこられたら困るのです。籠池氏が真実を話したら、安倍の論拠はすべて破たん、首相の座も危なくなるはずです。
このような事態になることを恐れた政府が裁判所に圧力をかけ、それを裁判所が「忖度」した結果の保釈申請却下であると考えるのが理に適っているものと思われます。今回も政府寄りの判断しかしない裁判所。これでよくも「三権分立」と言えたものです。
籠池夫妻は今月20日に裁判所に保釈申請しましたが、即却下されました。そこでなぜ保釈されないのか考えてみました。
いちばん娑婆に戻ってほしくないのは安倍晋三首相だと思います。妻の昭恵氏と同学園の国有地購入疑惑への関与がばれるのを最も心配しているものと思われるからです。安倍は国会で、「私が関与していたら首相を辞める」と啖呵を切りました。その整合性を担保するためには、籠池氏に戻ってこられたら困るのです。籠池氏が真実を話したら、安倍の論拠はすべて破たん、首相の座も危なくなるはずです。
このような事態になることを恐れた政府が裁判所に圧力をかけ、それを裁判所が「忖度」した結果の保釈申請却下であると考えるのが理に適っているものと思われます。今回も政府寄りの判断しかしない裁判所。これでよくも「三権分立」と言えたものです。