今月26日の参院本会議での共産小池晃書記局長の質問に対する安倍晋三首相の答弁ほど空疎なものはありませんでした。小池氏は安倍首相に今年4月から有期雇用で働く人が通算して5年を超えた契約を結ぶと無期雇用を請求できる権利が発生しますが、それを前に雇い止めする企業が後を絶たないことを質しました。これに対して安倍は「望ましくない雇止めの事案があれば各地の労働局で指導を行っていく」と、答弁しています。
実態を何も知らない答弁にあきれてしまいました。昨年の後半から雇い止めが急増していますが、各地の労働局が悪質な企業を指導をしたということは聞いていないからです。最近は人手不足といわれていますが、法令を守らない企業が野放しにされ、弱い立場の働く人が簡単に解雇されている現状は数えればきりがありません。
労働者を守る立場にある労働局がこのような有様ですから、これから3月までは雇い止めはいっそう加速するものと思われます。安倍はこのように無策の労働行政によくも「働き方改革」などといえものです。その場しのぎの答弁に決してだまされないことです。
(おしらせ)
このたび、当ブログはタイトルを「活眼明察日記」と改めることにしました。今後ともよろしくお願いいたします。
実態を何も知らない答弁にあきれてしまいました。昨年の後半から雇い止めが急増していますが、各地の労働局が悪質な企業を指導をしたということは聞いていないからです。最近は人手不足といわれていますが、法令を守らない企業が野放しにされ、弱い立場の働く人が簡単に解雇されている現状は数えればきりがありません。
労働者を守る立場にある労働局がこのような有様ですから、これから3月までは雇い止めはいっそう加速するものと思われます。安倍はこのように無策の労働行政によくも「働き方改革」などといえものです。その場しのぎの答弁に決してだまされないことです。
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