活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

森友問題で虚偽答弁をして逃げまくる佐川国税庁長官の手助けを演出しているのは安倍官邸だ!

2018-02-17 20:25:55 | Weblog
「森友」学園への国有地売却で昨年の通常国会で同学園との交渉記録を「廃棄した」とうその答弁をした佐川宣寿国税庁長官。(当時は財務省理財局長)野党が真相究明を求めるために、佐川を国会に招致するよう自民党に申し入れしていました。その自民党は一貫して佐川の招致を拒否しています。犯罪としての要件を満たしているからでしょう。

いっこうにらちが明かないことに業を煮やした野党5党の議員らが、確定申告の始まったきのう16日、霞が関の国税庁に佐川との面会を求めましたが体よく断られています。国会議員を相手に逃げまくる佐川は、もはや「逃亡者」として表現していいと思います。


ところで逃亡の手助けを主導しているのは安倍官邸にほかなりません。8億円という国有地の値引きに関与していたという安倍晋三首相の妻昭恵氏と財務省の疑惑が取りざたされているためです。これを打ち消すには何としても佐川の国会招致が必要なのです。

仮に佐川が国会招致に応じ、昭恵氏の関与をにおわせたら安倍の政治生命は「ザ・エンド」です。安倍自身が国会で関与していたら、「首相を辞める」と、啖呵を切っていたからです。いつまでも佐川を泳がせている安倍官邸ですが、国民の目を節穴だと思っている奴らばかりが揃ったものです。

経済界が泣いて喜ぶ働かせ方「裁量労働制」の規制緩和で適用職種が拡大することを許すな!

2018-02-16 20:38:00 | Weblog
政府は経団連など資本家がのぞむ」「裁量労働制」をいままでは専門業務や企画業務に限り認めていましたが、これを規制緩和して営業職や管理業務職にも適用、拡大させる方針です。対象者は400万人とも500万人ともいわれています。

「定額働かせ放題」といわれる裁量労働制法案が成立しますと、働き過ぎで病気やけがを負っても労災が適用されることありません。一方経営側は働き手にどんな無理難題を押し付けても免責され、「やりたい放題」ができますから、泣いて喜ぶ理由がわかると思います。

経営者の論理を先取りした裁量労働制ですが、安倍政権は時間を有効活用できるので、働き手にメリットが「大有りだ」などと、今国会での成立に躍起になっています。首相の安倍晋三までが裁量労働している方がしていない人に比べて、労働時間が短いなどと「大うそ」をついていたことも今国会で明らかにされました。

経済界からの多額の政治献金を受け、その見返りのプレゼントが裁量労働制の規制緩和なのです。働く側が自民党や公明党に票を入れたからといって、その見返りに意見が反映されるようなことは間違ってもありません。いつまでもばかにされ、泣きをみるのが働く側の方といっていいでしょう。いったん法案成立を許せば、世界で最も働きにくいニッポンが待ち受けています。これを阻止するするには、「反対」の声を上げるしかありません。

安倍晋三が「森友」問題の核心そらしに朝日新聞社を非難していたが内心はまんざらでもなさそうだ!

2018-02-14 19:53:30 | Weblog
安倍晋三はきのう13日の国会で、「森友」学園小学校の設立趣意書に朝日新聞が「安倍晋三記念小学校」と記載したことを延々と非難していました。これは野党議員の質問をそらした言い逃れで、一国の総理大臣としてはみっともない答弁でした。

安倍の「朝日たたき」は一度や二度ではありません。今回も朝日を利用して自己の弁護を図っていました。むしろ記事にされたことを感謝しているようで、内心はまんざらでもなさそうにみえました。安倍はこの件で朝日が謝罪していないと話していましたが、朝日は報道機関として非難されることを名誉と思い放っておくことです。そしていわれのない圧力には、ペンを鈍らせることがないようにしてもらいたいと思っています。

安倍晋三が最も恐れる南北の関係改善による朝鮮半島緊張緩和で急速に広がる憲法改正不要論

2018-02-13 20:38:40 | Weblog
安倍晋三の野望アメリカと一体になって戦争に参加するには、どうしても憲法改正する必要があります。これを進めるには平和であっても仮想敵国を造らなければなりません。安倍が描いているのは中国や北朝鮮です。安倍の祖父でA級戦犯の岸信介らが侵略して踏み荒らした、中国、北朝鮮再び敵国化して見立てるのは代々のDNAのなせる業でしょうか。

今年は平昌冬季五輪が開催され、南北の関係が急速に改善する大転換を迎えようとしています。金正恩委員長の特使が韓国入りしたり、文在寅大統領の訪朝を要請したりと、人事の交流もいっそう促進されることが予想されます。この南北の融和ムードに不満を抱いているのが安倍晋三です。

その安倍は北の脅威を散々煽って憲法改正を主張しています。今いちばん警戒していることは朝鮮半島の緊張緩和です。緊張緩和することで日本国内では悲願とする憲法改正論議も急速にしぼんでくるからです。安倍はこうなることを最も恐れています。こうならないように北には「制裁、圧力」の一点張りで声をからして叫んでいます。どことなくみすぼらしいですね。そろそろ終わりの始まりを暗示しているように見えた仕方がないのですが。

サンケイ新聞社内にはびこるフェイク報道体質とデマ作家百田的ネトウヨ空気

2018-02-12 20:21:11 | Weblog
やっぱりうそのニュースをたれ流していたのですね。落ち目の産経新聞社がでっちあげ、そのあげくに沖縄の琉球新報と沖縄タイムズの2紙をやり玉に挙げ、「報道機関を名乗る資格がない」などと激しく攻撃した記事のことです。

昨年12月サンケイは沖縄市で発生した車両事故で、米海兵隊員が日本人を救出したというデマ情報をそっくり記事として配信しました。沖縄2紙は確認が取れないとして記事化を保留していたことに、サンケイが業を煮やして、なぜ記事にしないのかと散々責めたといいます。サンケイは裏付けになる沖縄県警や米軍にも取材しなかったといいますから、そのでたらめぶりは救いようがありません。ネット上に流れたデマ情報を事実であるかのように加工して、何食わぬ顔して配信する厚かましさ、まったく情けない報道機関ではないでしょうか。

ところでサンケイといえば、安倍政権の生命維持装置といわれるほどに御用新聞社化してしまいました。政権批判をするわけでもなく、ただ単に迎合している姿勢がそれを物語っています。ネトウヨにやたらに媚び、反中国、反韓国を煽っていますが、社内もそんな雰囲気なのでしょう。

こんかいの沖縄2紙に対する批判も、ネトウヨ作家として名を馳せるあの百田尚樹を思い出される人も多かったのではないでしょうか。なにしろ百田は自民党議員を前に、「沖縄の2紙を潰さなアカン!」とほざいていましたから。どこまで信用してよいのか、憶測で書いた記事を読者に平気で提供するフェイク体質に包まれたサンケイ社内。いまごろそんな新聞社が存在すること自体、大問題ではないでしょうか。

安倍首相が文大統領に米韓合同演習を要請したことはまるで宗主国の王様気取りのつもりでいるようだ

2018-02-11 20:15:30 | Weblog
9日に韓国を訪問した安倍晋三首相は平昌冬季五輪開会式を前に文在寅大統領と首脳会談しました。安倍は文にパラリンピックが終了したら米韓合同軍事演習を実施するよう求めました。

どうでしょう安倍の振る舞いは。まるで韓国を支配下に置いた宗主国の王様のつもりでいるようですね。戦前日本は南北朝鮮を侵略、思うがままに権勢をふるってきましたが、いまだに当時の支配者気分から抜け出せない「時代錯誤」ぶりにあ然とするしかありません。さすがに文は安倍に対し、「内政干渉だ。首相がこの問題を取り上げることは困る」と猛反発しました。

安倍が文に朝鮮半島の緊張を煽った理由は2つあります。先ず一つ目は北朝鮮の脅威を伝えることで自らの政権を維持すること。二つ目は憲法を改正して戦争できる国にするためです。この二つを達成するためには、朝鮮半島がいつも紛争が絶えない地にすることが望ましいのです。つまり安倍は自己の延命と念願とする憲法改正の基盤が朝鮮半島融和で崩壊することを恐れたため、我慢できずに文へ合同演習の要請をしたものと思われます。

こんかいの会談ではっきりしたことは、安倍の内心の醜い部分が見事なほどに文に見破られてしまったことです。慰安婦問題もこじれることは必至です。安倍の今回の訪韓は文を見下した結果、成果がほとんど得られないまま、傷心の帰路に就いたのではなかったでしょうか。

日米が韓国に対し北の「ほほえみ」外交に警戒を促しているがその裏には朝鮮半島の分断状態を切望している

2018-02-10 19:20:00 | Weblog
韓国大統領府はきょう10日、北朝鮮の金正恩委員長が文大統領に早期の訪朝を求め、首脳会談を呼び掛ける親書を受け取ったことを発表しました。平昌冬季五輪を契機に、南北の関係正常化の第一歩として歓迎しなければならないことです。

ところが日米両国はこのムードを韓国に警戒するよう促しています。いわく北の「ほほえみ」外交に騙されるなと。韓国側はそんなことは「百も承知」のことだと思います。それよりも文の悲願は南北の融和と平和にあります。

さて、日米で韓国に押しつけがましい注文をしていますが、以下の理由によるものです。それは朝鮮半島の緊張が解け、平和が訪れることをいちばん恐れているためです。平和であれば米トランプは日韓に高額な兵器の売り込みと雇用も失われ、「アメリカファースト」の目論見は崩壊、日本では安倍が悲願とする憲法改正ができなくなるからです。これで安倍が常日ごろ北の脅威を煽っていることがお分かりいただけたと思います。

そして最も知っておいてほしいことは、安倍やトランプが政権を維持・運営するための道具として、南北が分断していることほどありがたいことはないということです。以上のことから安倍とトランプが世界から「つまはじき」されていることがよくわかると思います。

安倍首相は平昌五輪を機に南北融和加速しているのに、文大統領に対し更なる北への圧力を求めたがそれは行き過ぎだ!

2018-02-10 14:47:20 | Weblog
平昌冬季五輪に沸き返る韓国。きのう9日の開会式では北朝鮮が参加しての合同入場行進が行われました。その開会式を前に平昌では日韓首脳会議が開催されました。安倍首相は文在寅大統領に対し、北に最大限の圧力をかけるよう求めたといいます。

安倍の求めに文は北との関係改善が優先と主張、両首脳の思惑は平行線を辿ったようだとマスコミが報道しました。文は安倍のいつもの強硬姿勢に南北統一を阻害する要因は、日本首相にあると本心から思ったのではないでしょうか。これでは慰安婦問題の先も思いやられます。

戦前日本は朝鮮半島を植民地として長い間支配してきました。日本の敗戦を機に朝鮮民族が南と北に分断されるという悲劇を生んだ加害側としての安倍の態度は傲慢で、まるで宗主国のつもりでいるかのようでした。

安倍は南北朝鮮が統一されるよう、仲介役を担わなければならないのに、逆に分断を煽るような態度を示しますが、それは反発されるだけでしょう。挑発するような姿勢は自らの政権支持率を維持する手段として、南北がいつも対立している状態が好ましいと考えているのでしょうか。いま安倍に求められていることは、北への挑発ではなく米朝直接対話の実現支援することと、朝鮮半島を緊張から開放することしかないのです。

陸自攻撃へりAH64D墜落は戦争法で現場隊員の過密任務による心身の疲弊が原因している

2018-02-07 20:44:15 | Weblog
2月5日、佐賀県目達原基地所属のAH64D型攻撃ヘリコプターが同県神埼氏の民家に真っ逆さまに墜落するという痛ましい事故がありました。そんな危険なヘリが飛んでいること自体にびっくりしています。「なにを今ごろ言ってんだ」と言われそうですが、本当にそんなヘリ要るんですか。

政府・防衛省が日米同盟の強化を理由に、国民には内緒で導入することを進めてました。最近は安倍政権が米国と一体になって、戦争ができるように憲法解釈を強引に捻じ曲げて、「戦争法」を成立させています。それ以来、米トランプ政権と一緒になって北朝鮮の脅威を煽るようになりました。

さらに北に圧力をかけるための先兵自衛隊が攻撃ヘリでひっきりなしに基地を飛び立って、警戒することが任務になりつつあると報道されています。これを否定するものはなく、今回の墜落事故は戦争法ができたために、現場の隊員が不慣れな任務を常態化され、心身の疲労の蓄積が事故を誘引したのではないかとささやかれています。

いずれにしても憲法違反の戦争法で自衛隊員のみならず、社会全体に緊張が高まっていることは「日本の不幸」といえます。北が要求しているのは米国との直接交渉ですから、日本は仲介役を務めればいいんですよ。

政府は名護市長選で基地推進派が勝利したことをいいことに辺野古を米軍の思うがままの治外法権にさせてはならない!

2018-02-05 20:15:00 | Weblog
きのう4日の名護市長選挙は現職で辺野古基地反対派の稲嶺進氏が新人で基地推進派の渡具知武豊氏に苦杯を喫しました。選挙戦では勝利した渡具知氏は辺野古新基地について一切、口をつぐんでいたといいます。市長選に立候補しながら肝心の争点を隠す態度は、あまりにも「みっともない」のではと感じました。

あの自然豊かな辺野古の海を埋め立て、環境破壊までして有事のときは米の思いどおりに基地として差し出す日本政府。その政府は推進派が勝利したことで、辺野古新基地を急ピッチで施工するといいます。とはいえ地元や県の理解を得ないで、工事を進めることは許されないことです。それでなくても普天間の移設先を辺野古に決めた明確な根拠は一度も示していません。思考回路が停止した日本政府の無様な姿は、まことに嘆かわしいことといえましょう。