社会保険庁(当時)職員が休日に「しんぶん赤旗」を配ったかどで、国家公務員法違反の罪に問われた控訴審判決は東京高裁が一審判決を破棄して「無罪」を言い渡した。「表現の自由」を保障するもので時世にかなった判決であった。
裁判の過程で警察は社保庁職員を尾行して 、「赤旗」の投函まで、その一部始終を盗撮していたというから共産党を弾圧するためには、個人のプライバシーなどお構いなしの強引さで逮捕していることが明らかにされた。戦後65年を経ても手段を選ばず攻撃しているわけだ。
戦前・戦後を通じて警察が「目の敵」にするのはなぜか共産党だけである。最近では立川市の自衛隊官舎や葛飾区のマンションでのビラ配付をしただけで逮捕して、不当な拘留のあと無理やり起訴。有罪に持ち込む警察・検察・裁判所が一体になって露骨に攻撃していることは異常であり、特に警察を統治する国家公安委員長らトップは国民に説明する責任がある。
近代化された警察をさかんに宣伝しているが、思想や信条を侵害した戦前の特高警察まがいの捜査手法が、旧態依然の体質が受け継がれていること、まことに遺憾である。
東京高裁では無罪判決されたが、検察はこれを不服として上告することであろう。最高裁で争われることになれば、一転して有罪にされることが懸念される。なにしろ司法権力は様々な事件を共産党の仕業として、でっち上げして、無実の人たちを獄窓につないできたからである。
裁判の過程で警察は社保庁職員を尾行して 、「赤旗」の投函まで、その一部始終を盗撮していたというから共産党を弾圧するためには、個人のプライバシーなどお構いなしの強引さで逮捕していることが明らかにされた。戦後65年を経ても手段を選ばず攻撃しているわけだ。
戦前・戦後を通じて警察が「目の敵」にするのはなぜか共産党だけである。最近では立川市の自衛隊官舎や葛飾区のマンションでのビラ配付をしただけで逮捕して、不当な拘留のあと無理やり起訴。有罪に持ち込む警察・検察・裁判所が一体になって露骨に攻撃していることは異常であり、特に警察を統治する国家公安委員長らトップは国民に説明する責任がある。
近代化された警察をさかんに宣伝しているが、思想や信条を侵害した戦前の特高警察まがいの捜査手法が、旧態依然の体質が受け継がれていること、まことに遺憾である。
東京高裁では無罪判決されたが、検察はこれを不服として上告することであろう。最高裁で争われることになれば、一転して有罪にされることが懸念される。なにしろ司法権力は様々な事件を共産党の仕業として、でっち上げして、無実の人たちを獄窓につないできたからである。