活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

震災復興妨害する自・公

2011-06-16 23:18:05 | Weblog
辞めることを表明した菅首相であるが政権幹部が説得しても、その気配を見せないことは困ったものである。

ところで菅政権は、今年度の第2次補正予算案と特例公債法案、その他重要法案を成立させるため、国会を3ヵ月ほど延長することを決めるという。震災復興に必要な法案だから延長することは当然のことである。

政権幹部が自公の谷垣総裁や山口代表に協力を求めたが、両氏は首相が辞任することを条件に、応じるかどうか決めかねていることが報道されている。石原幹事長にいたっては「菅さん延命のために延長するのは反対だ」と難色を示したという。

谷垣、石原、山口の3人が菅を忌避しているが余計なお世話である。この問題は民主党が解決するべきものだからである。政権党でもない自公に言われる筋合いのものではない。

それよりも自公には震災の復興に協力する姿勢がまったく見られないし、むしろ法案成立を妨害しようとしているのではないかと思っている。これが今まで政権を握ってきた政治勢力かと思うと愕然とする次第である。

ここまで非協力的なのは、売国原発推進勢力の自公が浜岡原発運転停止に反発する、経団連など財界の圧力に屈し、いやがらせに「菅たたき」しているように見えるのだ。

自公は被災地の一刻も早い復興を願うなら、文句を言わずに会期延長に素直に応じるしかない。