自民党議員のように「政治とカネ」の問題で国民の税金をくすねて、金儲けしている、ドロボー議員達にはこの現実が理解出来ないでしょう。また、解決もしてくれないでしょう。汗水流して毎日懸命に働いている人達に手を差し延べなければならないのに。
小泉政権を引き継いだ安倍政権も軍国主義一辺倒で、「再チャレンジ政策」を掲げましたが、ラッパだけは勇ましく無責任にも政権まで放り投げてしまいました。小泉ー安倍両政権は、労働者が商品化され、経営者が横暴に振る舞える環境作りを進めてきたのです。
経営側の要望には、十分に応え、労働側の権利は確実に剥奪する政策を取り続けました。それは、企業や金持ちに減価償却費の償却限度額の緩和や証券優遇税制の継続などで相変わらず減税を続けているからです。
一方、労働者や生活弱者といわれる人々には定率減税の全廃や医療費負担を求め増税して、企業や金持ちへの減税分を補うための財源にしているのです。
これでは自民党が世論の支持を得られる訳がありません。近いうち、衆議院が解散、総選挙が予定されていますが、結果は今夏の参院選と同様、坂道を転がり落ちることでしょう。まさに、小泉ー安倍政権のお蔭で、国民の生活は、疲弊し破綻寸前といえるのです。
この亡国政権の復活だけは許せないのです。弱者を狙い撃ちするため、ますます貧富社会が拡大することは間違いないからです。いまこそ、「人に優しい政治」が求められる時はありません。