こんどは選挙区の福岡県大川市で、大臣就任祝賀会の席上「ウソは一つも言っていない」と強調しました。さらに、「日本は安全ボケの状態」とも発言しています。
一番最初に「私の友人の友人はアルカイダ」と発言した時は、入国監理局や警察の対応に不満を漏らしていましたが、その後、当局が鳩山氏の不満を解消するような動きを見せていないことは、気になるところです。
現段階では、当局から完全に無視されているといえ、鳩山氏が一人芝居を演じているように思えるのです。
アルカイダ発言にこだわっているのは、他に目的がありそうです。それは、世界のどこの国からも理解されない、新入国審査制度の批判をかわす狙いにありそうです。
米国ブッシュ政権の言いなりで成立したこの制度は、外国人が入国するとき指紋採取や写真撮影があることから批判が止みません。
鳩山氏は、この入国制度を正当化させるため、最初からアルカイダを利用しての予防線を張って、内外からの矛先を避けたい一心のように見えるのです。
鳩山氏は発言にウソがないことを強調していますが、当局から全然相手にされていないように感じられるのは、やはり説得する努力が足りないと言えます。これでは、どこまでが本当か分りません。