Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1504.  ダイビング器材

2017年12月03日 | diving

 ダイビングをして最後にエキジットするときに水深5m程度で3分間の安全停止をする。その付近の水深になるとダイブコンピュータは自動的に3分間のストップウォッチに変わる。エアが少ないときとか、身体が冷えておしっこしたいときには長い3分間だ。水面をみるとインストラクターの先生に手伝ってもらいながら撮影機材とかフィンをはずそうとしているのがみえる。

 ダイビングのフィンは2タイプある。ベルトで足を固定するストラップフィンタイプと足をすっぽり入れるフルフットフィンタイプだ。前者は着脱しやすいが推進力は後者がまさる。

 私はフルフットフィンタイプを使用している。ビギナーの頃は、新しいフィンが堅くてなかなか脱げなかった。それが自分で脱げるようになるには50-100本ぐらいのダイビング数が必要だった。長く使用するとフィンの素材が柔らかくなり、ようやく自分の足になじんできて、はきやすくなり脱ぎやすくもなる。ダイビング器材は、使い込むほどに自分の身体にフィットしてくるからボロになっても手放せない貴重品になる。

 ダイビングスーツもしかりであり、着やすく脱ぎやすくなるのに、これも随分時間がかかった。だから今では、色も随分落ち動きやすくなった。よく穴が開きすり切れたスーツを着ている人の気持ちがわかる。それは着やすく動きやすくなったので、とても他のスーツに替えようという気分にはなれないからだ。私も穴が開こうがすり切れようがこの先も同じスーツを着続けるだろう。

 ダイビング器材は、身体になじむまでとても時間がかかる。もちろんレンタル機材なんか論外。それってとても動きにくいし、そのことが命に関わる場合があるかもしれない。だからダイビング器材は、レンタカーのようなわけにはゆかないのです。人間がゆける大気圏以外の環境は宇宙と水中。その一つへゆくわけですから。

 

沖縄県慶良間諸島渡嘉敷島アリガー南

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.7,f/10,1/250

 

 

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