書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

2-ESPRIMO WD2/J カスタムメイドモデル 実機レビュー2

2012-12-20 23:06:11 | 日記

2-ESPRIMO WD2/J カスタムメイドモデル 実機レビュー2



■ESPRIMO WD2/Jというのは、ESPRIMOデスクトップパソコン「ESPRIMO DHシリーズ」のBTOのカスタムメイド版である。
従って、実際に使ってみたESPRIMO WD2/Jでは余計だとか、ここまでの機能はいらないというものもある。その検証も今回してみることにした。
いずれにせよ、スリムタイプデスクトップパソコンという機能に制限のあるもので、これでゲームをやると言う人もいないと思われる。
このBTOで譲れないと思うのは、「Intel Core i7-3770 (4コア/8スレッド/3.40~3.90GHz)」というCPUである。
なぜなら「4コア/8スレッド」であるためにソフトウェアエンコードする動画編集では、劇的にスピードが速い。



■その他、Windows8になったからここまでいらないのではというのがメモリーで動画編集をするとしても8GBで充分。
そして、実機の「SSD 約128GB+HDD 約2TB」という構成では、メモリー16GBではキャッシュを多く取らなければならないので128GBのSSDでは多すぎ。





又、Windows8になったからSSDでないと再起動に時間かかかりすぎるというところもある。
いずれにせよWindows8は、普通に動いているときは問題ないが、妙なソフトを入れてトラブルと再起動に時間がかかって手に負えない。



■負荷テストとしては、OCCTというソフトを使ってみた。しかし、最近OCCTがうまく動かないということが多く、ある程度の参考値ということになる。



この負荷テストを1時間行ったところCPUの最高温度は75℃程度で、スリム型デスクトップパソコンとしては問題はなかった。
又、Windows8の影響か、使われたメモリーは4GB以下という結果になった。













■DirectX11の動作テストはHeavenベンチマークを使った。
AMD Radeon(TM) HD7570の結果は、平均フレームレート7.3でかなりの低レベル。

(参考値・GT520が3.5程度、HD6450が3.4程度なので一時期のビデオカードとは次元が違うと言うことは押さえておく必要がある。)

又、オンボードのIntel® HD Graphics 4000ではHeavenベンチマークであると(他機種のPC)が多少「カク、カク」してやっと動く程度にしかならない。
いずれにせよ、ゲーマーが使う高性能ながら「電気馬鹿喰い」発熱、うるさい--の多いデスクトップ型のビデオカードとは違う。
静音、省エネだとどうしても低性能にしかならざる終えない。



それで、BTOだといっそのことCPU内蔵の「Intel® HD Graphics 4000」で充分かもしれない。

■起動時間は、18.5秒でMicrosoft Assessment Consoleの中の「Startup and Shutdown Experience」--BIOS Initializationによればあまり速くないほうである。



しかし、現状のマザーボードメーカーでもBIOS InitializationをMicrosoftが定める2秒以下を満たす製品は少ない。従って、起動時間20秒以下ならWindows8として問題ないレベル。
だから、今後にはもっと速く起動する製品が何年かのちには出てくると思われる。



BIOS Initialization***7.763秒

この製品は、OCCTの結果を見ても思ったより発熱が多くなくて多少無理しても問題なく長く使えると思われる。

但し、パソコンケースの制約からこれ以上の高性能はどうしても望めないので、高性能を求めるのなら「ゲーマー用」パソコンを選択するしかない。



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