漬物王国 山形 ブログ 漬物の梨屋

漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

「板粕」の袋詰めが追い込みに入っています☆

2017年03月25日 08時20分59秒 | 今日のお仕事
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

3月25日(土)の山形県酒田市は、時折陽射しも射してきますが曇り空です。

今日の天気は、曇りのち晴れ、最高気温は8度、最低気温は2度、降水確率は0~20%、花粉の飛散量はやや多いとの予報が出ています。

寒い時期にしなければいけない仕事というのが幾つかあります。

そのうちのひとつが「板粕」の袋詰め作業です。

「板粕」は、20kg入りのケースに入れられ山形県酒田市内の造り酒屋より漬物の梨屋に納入されます。


ケースから取り出した「板粕」(漬物の梨屋本社工場)



造り酒屋より納入された「板粕」は、10日前後冷蔵庫に入れて寝かせます。

造り酒屋では、搾りたての「板粕」を納入するため、納入時は「板粕」は発酵している状態です。

この「板粕」をそのまま袋詰めすると、袋はパンパンに膨らみ、破裂してしまいます。

そのために、10日前後寝かせるのです。

袋詰めの作業は、10日前後寝かせた「板粕」を等分に切ってグラム数を計り、袋詰めしていく作業です。


等分にカットした「板粕」(漬物の梨屋本社工場)



この作業は、納入された「板粕」の状態にもよりますが、手慣れた従業員でも1日500~600パック程度が限界です。

1ケースから100パック程度取れますので、1日5~6ケースということになります。

今年度は70ケース分を袋詰めする予定ですので、すべてを袋詰めし終えるには最低でも2週間以上はかかる計算になります。

今は、その追込みの時期です。



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「いか粕漬」の漬け込みを行います☆

2017年03月24日 08時08分55秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

3月24日(金)の山形県酒田市は、積もるほどではありませんが雪が舞っています。

この雪がなごり雪となるのでそうか?

今日の天気は、雪時々曇り、最高気温は7度、最低気温は2度、降水確率は50~60%、花粉の飛散量はやや多いとの予報となっています。

漬物の梨屋では、一昨年までは県漁連さんから直接「イカ」を頂いていたのですが、直接販売はできないとのことで、昨年・今年と取引先の卸売業者からの仕入れとなりました。

無いということは、当然価格が高いということなのですが、納品書を見てビックリ、昨年の2倍、一昨年の3倍の値段になっていました。

高いとはいえ、製品の「いか粕漬」が不足しているため、最低限の漬け込みはしないといけません。

とういことで、本日は、今年最初の「いか粕漬」を漬ける作業を行います。


「いか粕漬」の漬け込み(漬物の梨屋本社工場にて)



漬物の梨屋で漬けているイカは、山形県の酒田港に水揚げされた船内冷凍のイカです。

まずは、イカを解凍し、はらわたを取ります。

綺麗に洗浄したあとで、1尾ずつ皮を剥いていきます。

足ももちろん皮を剥きます。

皮を剥いたイカは、もう一度綺麗に洗浄し、蒸かします。

蒸かしたイカは、冷めるのを待って酒粕で漬けていきます。

イカは、均等に漬かるように重ならないように並べて漬けていきます。


漬け込んだ「いか粕漬」漬物の梨屋本社工場にて)



すべて漬け終わったら、最後に酒粕をかけて漬け込み終了です。

上の部分は、乾燥しやすいため、酒粕を多めにかけます。

漬けたイカは、0~2℃くらいの低温庫で3か月程かけてじっくりと漬けます。

すると、歯の悪い年配の方でも美味しく食べることができる、軟らかい「いか粕漬」が出来上がります。



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漬物屋らしく「赤かぶ(温海かぶ)」を飾っています☆

2017年03月23日 08時10分30秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

3月23日(木)の山形県酒田市は、早朝まで降っていた雨が上がり、青空が広がって来ています。

今日の天気は、曇り、最高気温は9度、最低気温は5度、降水確率は20~30%、花粉の飛散量はやや多いとの予報が出ています。

山形県酒田市は、先週末より変わりやすい天気が続いています。

降水確率は低いですが、お出かけの際には折りたたみ傘などを持って出られた方が良いと思います。

さて、漬物の梨屋本舗には、お買い物をするお客様に混じり、雛人形を見にやって来るお客様もいらっしゃいます。

漬物の梨屋本舗に飾ってあるお雛様は、関西系のお雛様です。

そのため、お雛様は向かって左側に、お内裏様は向かって右側に飾っています。


漬物の梨屋本舗のお雛様とお内裏様



関東系のお雛様は、この反対で、お雛様が右側、お内裏様が左側となります。

昨日ご来店頂いたお客様も、「お雛様とお内裏様が、家のと反対だ!」と言っておりました。

そして、「赤かぶ(温海かぶ)」がお雛様とお内裏様の脇の高坏に上がっている見つけると、「「温海かぶ」を飾ってるんですね!」と驚かれた様子でした。

今年も、漬物の梨屋本舗のお雛様には、漬物屋らしく「赤かぶ(温海かぶ)」が飾ってあります。



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今年の「粕押し」は、今日で終了です☆

2017年03月22日 08時13分05秒 | 今日のお仕事
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

3月22日(水)の山形県酒田市は、昨夜から降り続いていた雨が上がり、晴れ間も見えています。

今日の天気は、曇りのち雪、最高気温は10度、最低気温は4度、降水確率は20~50%、花粉の飛散量はやや多いとの予報が出ています。

一足飛びに春とはいかないようです。

さて今日は、午後から市内の酒造メーカーさんにお手伝いを頂き、「粕押し」を行います。

今年の「粕押し」は、今日で終了です。

前回は、酒造メーカーさんから4名のお手伝いを頂いて、漬物の梨屋亀ヶ崎工場にある地下タンクに「粕押し」を行いました。

踏み手が4名、入れ手が2名の計6名体制で「粕押し」を行い、かなり入念に踏み込んだことから、思っていたよりも時間を要しました。

「粕押し」は、すべてが人海戦術で行われる体力勝負の仕事です。


「粕押し」の様子(漬物の梨屋亀ヶ崎工場)



酒造メーカーさんが持参したトラックに積まれた20kg×180袋の酒粕を入れ手が1袋ずつ地下タンクに入れていきます。

踏み手は、入れ手が入れた酒粕を平らに均すように足で踏んでいきます。

この作業を90~120分間続けて、地下タンクがほぼ満タンになるまで行います。

踏み終わる頃には、踏み手はしっかりと空気を抜くように踏み込むため足がカクカクするほどになります。

入れ手も腕や腰がパンパンの状態になります。

本日踏込みした酒粕は、夏の土用が過ぎるまで自然熟成させ、小袋に詰め販売したり、「奈良漬」「最上川漬(鮭親子粕漬)」用として使います。



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雛人形の保護のために空調を入れずに営業を行います☆

2017年03月21日 08時12分40秒 | ☆漬物の梨屋インフォメーション☆
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

3月21日(火)の山形県酒田市は、曇り空となっています。

今日の天気は、曇りのち雨、最高気温は10度、最低気温は3度、降水確率は30~90%、花粉の飛散量は少ないとの予報となっています。

昨日まで春分の日を含む3連休ということもあり、ようやく人の動きが出てきました。

漬物の梨屋本舗にご来店頂くお客様も、少し増えたように思います。

中には、県外ナンバーの方もいらっしゃって、こんな所にも春を感じます。

昨日も内陸からご来店頂いたお客様が、漬物の梨屋の雛人形を見て、「立派なお雛様ですね!」と興味深げに見ておりました。

漬物の梨屋本舗店頭に展示しているお雛様は、漬物の梨屋 齋藤真の母が生まれた時に購入したお雛様です。


漬物の梨屋本舗に展示してある雛人形



それ以前のお雛様は、明治時代に雛祭りの最中に近所から出火した火災により焼けてしまったそうです。

現在漬物の梨屋本舗に飾ってあるお雛様は、漬物の梨屋本舗が昭和51年の酒田大火で全焼した際に、倉庫に保管されていたために難を逃れ、現在に至っています。

このお雛様は、昭和初期のお雛様で、一度にすべてを購入した訳ではなく、古美術商から数回に分けて購入したお雛様です。

雛人形が入っている箱をみると、おばあちゃんから孫に宛てたメッセージが書かれているものがあったり、台座に家紋が入っているものもあります。

そんなメッセージを見ると、大切に扱わないといけないと改めて思います。

「寒さ暑さも彼岸まで」と申しますが、まだまだ気温は1ケタ台と寒い日が続いています。

それでも漬物の梨屋本舗では、雛人形を飾っている間は、雛人形の保護のために空調を入れずに営業を行います。

お客様には、寒い思いをさせるかもしれませんが、何卒ご了承ください。



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