漬物王国 山形 ブログ 漬物の梨屋

漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

漬物の梨屋の「みりん漬」☆

2013年08月27日 07時46分31秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

8月27日(火)の山形県酒田市は、西の方角には少し雲も見られますが、朝から晴れています。

今日日中は晴れますが、夕方以降降水確率が高くなっています。

先週末に地蔵盆も終わり、お盆の行事はすべて終了しました。

漬物の梨屋では、これからの時期は例年、御中元やお盆の帰省期間中に不足になった製品の補充を行います。

今年も品薄になっている製品から順次補充を行っています。

今日は、漬物の梨屋で、特に女性に人気の高い「みりん漬」の袋詰めを行います。


胡瓜・堅瓜・民田茄子・月山竹の4つの素材を楽しむことが出来る「みりん漬MIX」



「みりん漬」は、酒粕で下漬けを行った原料を少し甘めの調味液で仕上げた漬物です。

生姜を一切れ添えることで、とても爽やかな甘みの漬物となります。

冷やしてお召し上がりになると、さらに美味しい漬物です。

この「みりん漬」は、大正14年に当時皇太子だった昭和天皇が、山形県にいらっしゃった際に献上した漬物としての記録が残っております。

漬物の梨屋本舗店頭には、その時の書簡が飾られています。



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「民田茄子」を地下タンクへ☆

2013年08月26日 08時01分45秒 | 今日のお仕事
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

8月26日(月)山形県酒田市は時折日差しも差していますが現在曇り、天気予報では曇りのち晴れとなっております。

昨日から天気予報には無い雨が降る時間帯が時々あります。

突然の雨に対処するため、折り畳み傘などを持参した方が良いかもしれません。

漬物の梨屋では、お盆休みのシフトが終わり今日から通常シフトに戻ります。

民田茄子も500kg程度たまったので、今日は地下タンクに移す作業を行います。


こうして漬けた民田茄子を地下タンクに移します



地下タンクに移した民田茄子は、数か月漬け込んだ後に再び地下タンクから取り出して蔕取りの作業を行います。

蔕取りの作業を終えた民田茄子は、再び別の地下タンクで貯蔵します。

そして、製品へと加工される時を待ちます。

蔕取り作業は、一粒一粒手で取るために、非常に時間と手間のかかる作業です。

蔕取り作業の際に、選別も合わせて行います。

このような手間があるからこそ、美味しい「民田茄子からし漬」が出来るのです。



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東北の夏の終わりのイベント☆

2013年08月25日 08時00分52秒 | 地域の話題
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

8月25日(日)の山形県酒田市は、昨夜から降った強い雨も上がり、青空も見えて来ています。

今日は午前中は弱い雨も残りますが、午後からは晴れの予報となっています。

最高気温は昨日と同じ29度の予報です。

昨日は、山形県内では「新庄まつり」、秋田県では「大曲花火大会」と、東北の夏の終わりを飾る大きなイベントが開催されたため、山形県酒田市も賑やかだったようです。

特に「大曲花火大会」とからめて山形県酒田市内を回ったツアーがあったようで、山形県酒田市の観光スポット山居倉庫も賑わいました。

漬物の梨屋本舗もとても忙しい1日で、本社工場には「民田茄子」も入荷したことから、てんやわんやな1日でした。

「新庄まつり」は、昨日が宵祭りで、今日明日も開催されます。

大きなイベントやお祭りが開催されると、広域的に観光客も動くので非常に経済効果もあります。

少しではありますが、漬物の梨屋もその恩恵の一端を頂いた形です。



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「震災復興フォーラムinいわて」☆

2013年08月24日 06時56分50秒 | 異業種交流
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

昨日から日本商工会議所青年部が主催する「震災復興フォーラム」に出席するために、岩手県北上市に来ています。

昨日は、特別講演・基調講演ののちパネルディスカッションが行われました。


「震災復興フォーラムinいわて」の特別講演の様子



今日は、気仙沼に現地視察に行く予定です。

講演とパネルディスカッションを通じて、国が考えていることと被災地の現状がかけ離れている現実に気づかされました。

国は、インフラの整備を行えば後は自力で復興しなさいとの考え方で、その後の地域のあり方には震災復興という形での協力は無いようです。

震災は、人の命だけでなく、地域の基幹産業もすべて奪ってしまいました。

自力で復興しようにも、働く場さえないのです。

その結果、被災地の住民の多くは働き場を求め、仙台市などの都市部に移転してしまいました。

震災から2年半近くたった今、都市部で生活の基盤ができた人たちは、帰りたくても再び被災したふるさとに戻ることは難しいという現状があります。

国には、インフラ整備だけではなく、その土地にあった企業誘致や産業の育成にも積極的に協力して欲しいものです。

インフラ整備は、人が居て利用して初めて役に立つものです。

東日本大震災のような災害は、日本の何処で再び起きても不思議はありません。

未だ解決していない原発事故も含めて、東日本大震災の復興をしっかりとした形でやっていくことが、今後の日本の形成にとって最重要課題であるように感じました。



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夏野菜は全国的に不作☆

2013年08月23日 06時59分22秒 | 漬物あれこれ
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

8月23日(金)の山形県酒田市は曇りの天気、明け方には弱い雨が降っておりました。

今日は、日中は曇り、夕方から宵の口にかけて雨の予報となっております。

昨日、原材料などを手広く取り扱っている業者さんが来店されました。

お話しを聞いている中で、今年は、山形県内だけでなく全国的に夏野菜が不作であることが判りました。

山形県のように大雨や集中豪雨により農作物に被害を受けた地域もあれば、四国地方のように日照りでの被害も多く見られるそうです。

ここ4~5年は、地球温暖化による気候の変化で、日本国内のどこかで農作物の被害が出ているような状態です。

その中でも今年の状況はひどい状態です。

漬物の梨屋には、胡瓜にしろ民田茄子にしろ多少原料が入荷していますが、県内の漬物屋の中には、胡瓜の入荷がない漬物屋もあるとのことでした。


漬物の梨屋に入荷した胡瓜



そんな中、大手チェーンストアが岩手方面で無選別の胡瓜を買いあさっているとの情報もありました。

まさに、夏野菜は取り合いの状態になっています。

来年以降もこんな状態が続くののでしょうか?



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