漬物も二極化の時代☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

漬物もこれからは今まで以上に、二極化が進みそうです。

先日、首都圏のあるスーパーに、３００ｇ入り１０５円の福神漬が登場したという情報がありました。

漬物業界からすると、本当にビックリする価格です。

大手漬物メーカーの中には、中国に現地法人を作り、原材料である野菜の生産から、漬け込み、加工、袋詰めまですべて現地で行っている会社があります。

中国は、日本に比べ人件費が安いために、日本国内で生産するよりもより安い経費で漬物を生産することが可能なのです。

これは、低価格競争に勝つためのひとつの手段です。

３００ｇ入り１０５円の福神漬が、一般家庭に受け入れられるかは未知数ですが、業務用としては受け入れられていくと思います。

これからは、他の漬物でもこうした低価格の製品が出てくると考えられます。

こういった動きは動きとして、漬物の梨屋では、これからも山形県庄内地方の地元でとれる野菜を使い、購入して頂いたお客様に、「美味しい！」と言って頂ける手作りの漬物を作って行きたいと思っています。

今年は、「低価格」ＶＳ「こだわり」の二極化が、漬物の業界でもさらに顕著になって行きそうな年です。



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