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より漬物を美味しく食べるために☆

2017年04月19日 08時09分53秒 | 漬物の美味しい食べ方
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

4月19日(水)の山形県酒田市は、つい先程まで降っていた雨が上がり、西の方から青空が広がって来ています。

今日の天気は、暴風雨、最高気温は16度、最低気温は6度、降水確率は70~90%、花粉の飛散量はやや多いとの予報になっています。

多くの漬物は、袋詰めをした後、袋の中で美味しくなっていきます。

袋詰め前の漬物は、ある程度までは仕上げてありますが、まだ完成品ではありません。

最終的には、袋詰めをした後で、袋の中で味を調整して行きます。

お客様は、少しでも新しい物をと考えるため、賞味期限の長いものを選ぶ傾向にあります。

以前、本当にあったお話しですが、「庄内小茄子からし漬(民田茄子からし漬)」を購入したお客様から、「水洗いして食べたところ辛味が全然なく美味しくない!」というクレームを頂いたことがあります。

「庄内小茄子からし漬(民田茄子からし漬)」も、袋の中で味を調整するタイプの漬物です。

その時は、お客様が袋詰めして間もない「庄内小茄子からし漬(民田茄子からし漬)」を購入し、味が浸透する前に水洗いして食べたことが原因でした。


「庄内小茄子からし漬(民田茄子からし漬)」は洗わないで食べることをお薦めしています



漬物は、浸透圧を利用して味を調えています。

漬物メーカーから出荷されたばかりの漬物は、まだ味が調っていない場合が往々にしてあります。

個人の好みもありますので一概には言えませんが、漬物メーカーでは、原材料と調味液の浸透圧のバランスが調った時がお召し上がり頃と考えています。

これからやってくるゴールデンウイーク、漬物を自家用だけではなくお土産として購入される方もいらっしゃると思います。

漬物を購入する時は、漬物を食べるタイミングを考えて賞味期限をチョイスすると、より漬物を楽しむことができますので、頭の片隅に入れて置いて頂くと良いと思います。



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