漬け込み時の塩度チェック☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

７月１０日（木）の山形県酒田市は雨が降り続いています。

朝の気温は昨日と同じくらい、最高気温は昨日より２度高い２９度の予報です。

山形県内も、昨日から雨が降り続き激しい雨が降った地域もあり、内陸部を中心に避難指示や避難勧告が出されている地域があります。

雨は明日いっぱいまで続きそうなので、十分に注意してお過ごしください。

先週程まとまった量ではありませんが、今週も胡瓜が入荷して来ています。

胡瓜は、水分量が９５％以上と夏野菜でも群を抜いて水分が多い野菜です。

そのため、夏場の暑さ対策にお薦めの野菜でもあります。

胡瓜には、ビタミンＣ・カロチン・カリウムなどの栄養素が含まれていますが極わずかで、ビタミンＣを酸化させるアスコルビナーゼという酵素も含まれるため、この酵素の働きを抑える酢と一緒に食べるのが効果的と言われています。

漬物の塩蔵では、この９５％を超す水分量が難敵です。

漬物の梨屋では、地下タンクに胡瓜を塩蔵していますが、胡瓜を漬け込みした翌日には大量の漬け汁が上がって来ます。

翌日の漬け込みの際は、この漬け汁を汲み上げてからの漬け込みとなります。

その時にチェックするのが塩度です。


塩度チェック（漬物の梨屋亀ヶ崎工場）


今、胡瓜を漬けたタンクの中がどの位の塩度なのかを知ることで、漬け込みの際にどのくらい塩を掛けたら良いのかを判断します。

歯ごたえのある美味しい胡瓜の漬物を作りためには欠かせないことです。



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