DRM(DAYTONA REST&MOD) │ スポーツエキゾースト feat. SACLAM - nissan フェアレディZ RZ34


■DRM(DAYTONA REST&MOD) │ スポーツエキゾースト feat. SACLAM - nissan フェアレディZ RZ34

先日収録を行ったDRM スポーツエキゾーストをYoutubeにて公開いたしました。
公開する前に、SACLAM宇野さんへチェックしてもらったところ「さすがプロフェッショナルの音声さんが携わっただけありますね!」とコメントを頂戴しました。
個人的には、もう少しだけ高回転域の音を挿入させてかったのですが、回転を上げると並行して車速も上がりますから、走行風が収録を邪魔してしまい思うようにはゆきません。
ですが可能な限り、スポーツエキゾーストの良い所を切り取りました。 ぜひともご覧ください。

週末は静岡へ。 オールジャパンフェアレディミーティングへ参加。


いよいよ、10月1日に開催される”第9回 オールジャパンフェアレディミーティング”の日程が差し迫ってきました。
当初、当日の朝に会場入りをしようかと考えていましたが、福岡からは約900km Googleマップでは11時間
今更ではありますが、福岡から移動ではどうにもタイムスケジュールが上手くいきません。
にも関わらず、沢山のオーナーさんが本州から来店してくださっていることに、これもまた今更ながら感謝です。
また、持っていくことのできる荷物にも限りがありますので、今回は無理をせずにDRM RZ34のデモンストレーション程度に気軽に参加したいと思っています。
金曜日に準備を行い、そのまま夜にフェリーで大阪まで移動し会場へ向かうことにします。
当日、皆様にお会いできることを楽しみに向かいます。 

音を形にしたいと考えました。


RZ34 Protoが帰福して1週間。 福岡での初仕事は動画撮影でした。
完成したばかりのDRMスポーツエキゾーストを販売していく中で、やはり「どのような音色か?」とご質問を頂戴することが多く、
また、これまでに実績のあるZ33ともZ34とも異なる特性であり、文字や言葉だけで表現するには限界がありました。


生音をわかりやすい形でお届けしようとすると、その手法は動画が最も伝えやすいのですが、肝心なイメージ動画ではなくリアルな音を届けたいとなるとアマチュア製作の領域では不可能です。
そこで今回はCMやドラマ製作などでも活躍をしている、プロフェッショナルな音声スタッフさんの協力を得ることができ、収録を行うことにしました。
集音マイクをRZ34へ装着し助手席に音声さんと機材を載せ車を走らせました。 マイクを風防で対策を行っていましたが、車速があがると風の音がノイズとなり少し手間取っていました。
音を生業とされているだけにスポーツエキゾーストに対する2つの評価が非常に興味深く、
1つは、パーシャル領域に入るとほぼ無音と言っていいほど静かであること。
もう1つは、そのパーシャル領域からシフトダウンを行い加速していく区間の音色がとても良く、メリハリのあるエキゾーストサウンドであること。
この2点は、スポーツストリートカーとして理想的であると僕は考えていただけに、ヘッドホン越しに生音を聞いた音声スタッフさんの的を得たコメントは大変有益なものとなりました。


僕はまだ収録音も動画のカットも見ていませんが、数日中に編集さんが上手につなぎ合わせてくれることを期待しています。


エンジンからタイヤへ伝える分岐点。


Z1 Motorsports デフマウント ブッシュKIT - nissan スカイライン V37 
Z33/34系と同一の FR-Lプラットフォームでありながら、リアサスペンションメンバーの造りは大きく異なります。
V37セダンにおいてもデフマウントは3点支持であることに変わりはありませんが、後方マウント位置がオフセットではなくセンターへと変更になっています。


しかしながら、相変わらずブッシュの劣化は早いようで従来同様にブッシュの破れ→グリース噴出が生じているため、Z1では対策としてポリウレタンブッシュの独自開発を行いました。


サスペンションメンバーへアウターカラーを挿入することから作業は始まりますが、クリアランスが相当タイトなため交換前夜よりアウターを冷凍庫へ入れ部材の収縮を行いました。
金属特性を利用した手法ですが、この方が作業効率が良いです。


作業は400Rで行いましたが、やはりハイパワーを2輪で受け止めますので、駆動系に生じる負担は大きなものへなります。
エンジンが生み出す力を余すことなく路面へ伝えるためには、差動装置のブッシュは大きなキーマンとなり得ます。


DRM SPORTS ECM for RZ34


■DRM SPORTS ECM for RZ34 定価 70,000円〜 170,000円

去年まではサッパリであったSPORTS ECMのご依頼は徐々に増えつつあり、今年に入り全品番が確認/対応ができています。

これまでのVQ35/37エンジンは自然吸気のため、マッピングで得られるパワー上昇は10~15ps程度。同時にDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)をコントロールすることによって、爽快さの演出を行っていました。
しかしながら、VR30ではアクセル/スロットル演出に頼らなくとも、電動アクチュエーター付きターボエンジンですので、マッピング1つでブーストリミッター値の変更ができ、任意のブースト値までポテンシャルを上げてゆくことが可能になりました。
Z1をはじめ海外チューニングショップでのテスト結果等を参考にしていると、ノーマルタービンの上限値は500馬力弱 
同じくDAYTONAにおいてもシャーシダイナモ上で480馬力でまとめていますので、おおよそこの付近がマージンを加味したポイントであると考えています。
また、当然ながらスピードリミッターはカットしていますので、クローズドコースを楽しまれる方においても魅力的なチューニングデーターへ仕上がっている自信があります。

日帰りで関東出張 のはずが その3

RZ34スポーツエグゾーストの興奮冷めやまぬまま、帰路につきました。
とはいえ、帰りの飛行機は有りませんので今日は東京宿泊です。


今回は品川プリンスホテルにお世話になりました。
まだDAYTONAがショップ業としては”ハシリ”の頃、この品川プリンスホテルを拠点に沢山のショップさんを訪問させてもらい勉強させてもらった時期がありました。
今から15年ほど前のことです。
その後DAYTONA事業も多忙となり、以前のようにショップさんを訪問する時間も無くなってしまいましたが、快く受け入れてくださった各ショップさんへの感謝は今も忘れることはありません。
またこの場に来ると当時の記憶が蘇ってきますので、初心忘るべからずではありませんが、仕事で東京へ行くときは"品プリ"を利用する頻度は今でも高いです。


晩御飯は1Fにあるビュッフェレストラン”ハプナ”で楽しみました。
大きなフロア 高く吹き抜ける天井 あちらこちらより笑い声が聞こえてくる中1人で食事をするのですが、本当に様々な記憶が蘇ってきてきます。
15年前の何をするにも必死であった自分がまるで隣りに座って今の僕と会話をしているかのように。


翌日
5時すぎには目が覚め、早々に羽田空港へ向かい搭乗までの時間を利用し、各種打ち合わせやリーフレットの校正を行いました。

15年前のフットワークの軽さは残念ながら今はもうありませんが、それでも空き時間は常に仕事を行っている姿は今も昔も変わらないようです。



日帰りで関東出張 のはずが その2


SACLAM社へ到着すると、当然ながら一通りの取材は終えており、残すは僕のカットとインタビューでした。
当初はドタバタで帰る予定が帰れなくなりましたので、時間を気にすることなくRZ34に対する想いや、SACLAMについてを語らせてもらいました。
取材後は、SACLAM宇野さんからの提案で、ライターさんを助手席に片道1時間ほどのドライブへ出かけることにしました。
保安基準をパスさせるために乗ったテストとは異なり、普段運転するスタイルでのロングライドはこの日が初めて。
初期モデルではアクセルを踏み込んでもスーっと風が抜けるだけのようだった排気管は、まるで表情を変え2500rpm近辺での常用域からSACLAMらしい排気音が聞こえ始め、
5000prm近辺でのトルクが乗るゾーンでもその音はかき消されることはなく、6400rpmのピークパワー領域では更にもう1段高い排気音を奏で、最高のエグゾーストは完成しました。
それでいてアクセルパーシャル時では、室内での会話の妨げにならない大人しい姿を見せ、噛めば噛むほど味わい深い傑作に仕上がっていることを追記しておきます。
製品化するまでに約1年の歳月を要しましたが、それだけの物が仕上がったと自負しています。 開発車両は来週にも福岡へ届き、皆様のご来店をお待ちしております。

日帰りで関東出張 のはずが その1

雑誌"ハイパーレブ”の取材協力のため、SACLAM社へ行く予定です。
僕は仕事外の事も含め結構ドタバタな毎日を送っており、毎日がハードスケジュールです。 
そのため、今回の上京もタイトスケジュールで予定していましたが、この日は台風13号の接近で帰りの飛行機が怪しいかと思いましたが、まずは空の上で事件が発生です。


CAさんがボソボソお話しているのが聞こえて、もしやと思い機内のフライトマップを見ると乗った飛行機は東京へ目指す途中 四国上空でクルクル回っています。
羽田空港管制塔からの指示でどーのこーの。。 真っすぐ進みだしたと思えば、今度は静岡付近でクルクル。。。
この時点で、取材開始時間にはSACLAMへたどり着けず、空の上から「遅れます」と取材チームへメッセージを送り、とにかくSACLAM社へたどり着きサクサクっと取材を終わらせて羽田へ戻る作戦へ切り替えましたが、


羽田に着陸する前から帰りの便の欠航が通知され、日帰りは諦めることにしました。
予定より2時間近く到着が遅れてしまいましたが、無事にSACLAM社へたどり着くことが出来ました。