5型 Z32ツインターボ エンジン着脱


関西地方より輸送されてきたZ32の作業に入ります。
この最近はZ32案件が多数入っているのは良いのですが、どれもこれも急遽必要になる部品の手配が間に合わずに納期遅延となりご迷惑をおかけしています。
またZ34向けのスーパーチャージャー案件が4件ほど重なっており、ファクトリー1ではZ32を フェクトリー2ではZ34を分業にて進めています。


話は戻り、関西の自動車工場様にて整備中に冷却水漏れが生じてしまい、半年近く手つかずだった個体だそうです。
事前に圧力テストを行いましたが、そう大きな問題も抱えていない雰囲気でしたが、意外にオイル漏れが多くエンジンを降ろして作業に入ることにしました。
と、同時にターボチャージャーの交換もこれを機会に行います。


エンジンを降ろしてみると、ちょっと驚くような珍事件を発見したりもしましたが、当然ながら手直ししながら作業を進めてゆきます。

3型オーバーホール 納車


3型オーバーホールは今年の3月より着工していましたが、エンジン/シャーシオーバーホールに加えオールリペイントまで含み約5ヶ月という短納期にて完成しました。


多くのオーナーさんはある程度の”異常”を検知し入庫されるケースが多いのですが、本案件では特に異常があるわけでもなく純粋に長く付き合っていきたいとの想いからのリフェレッシュとなりました。


新車からずっと乗り続けている。
それは今から25年ほど前の話になるのでしょうが、オーナーもクルマも まさかこれほど長い時間を共有することになるとは当時は考えもしなかったはずです。
晴れた日も、雨の日もオーナーの手となり足となり動いたZは、これからの生涯を走るために遠く福岡の地で分解点検が行われていました。


ピストンはアルミ鍛造へ変更し、2機のターボユニットもギャレット・オリジナルへと交換。


何度もエンジン整備を繰り返す必要の無いように主要部品はこれを機に交換しました。


エンジンよりも外装の状態は目で見て解るだけに、長い年月の経過と劣化を感じさせてくれるには十分でした。


原色系ペイントは特に色飛びが激しく、赤よりの朱とも見える色にクリアー剥げの状態。
しかし幸い腐食の発生は皆無でしたので一気に下地を作り塗装工程へと移行する方針となりました。


軽度の修正を行いながら下地の形成を行ってゆきます。


塗装工程では約50日ほどの時間を消費。 


相応の時間は要しますが、補修程度では蘇らないカーボンスポイラーもクリアー樹脂の再施工を行うことにより、黒はより黒く ボディは色鮮やかに復活してくれました。


オーナーさんへ引き渡す前のロードテストは緊張もしますが、僕個人的には引き渡し前の最も大切にしている時間です。
耳を澄まし、僕が持つ全てのセンスを集中させると言っても過言ではなく、そのため出来るだけ周りに邪魔をされることのない深夜帯の高速道〜ワインディングで感触を確かめています。


そして念願の納車日。
オーナーさんは言葉にならない想いを胸に、だけどしっかりと心の声は僕たちに伝わっています。 そして僕達も同じくDAYTONAのスタッフ1人1人の想いが伝わってくれたら、それはかけがえのない喜びです。










VG30DETT エンジンオーバーホール。


中部地方よりZ32ツインターボ エンジンオーバーホールの入庫がありました。
この最近はファクトリー1/2共に大型案件を常に抱えているため、入庫から着工まで30日近い待ち時間がありましたが、ようやくエンジンを降ろすことができました。


車載状態で確認できるコンプレッションチェックや異音発生の確認などを終えたあとは、実際にエンジン内部を見てみないとわからないことは沢山あります。
その為にもエンジン着/脱時に行う診断には神経を使います。


今回は故障からのオーバーホール案件ではなく、マイレージ加算によるオーバーホール案件でしたので、エンジンをバラしだすと比較的作業はスムーズに進んでゆきます。


D.I.Yでのプラグ交換作業を行っていたということも原因の一つなのか、各シリンダー内には細かな異物が若干噛み込んでいました。
一度シリンダー内に落ちた砂埃などはエンジンをバラさない限り取り除くことはできませんので、そういった意味においてもオーバーホールの甲斐はあると思います。


シリンダーヘッドは比較的状態もよく、バルブのアタリもまずまずです。


ターボチャージャーは仕方がありません。
旧式の設計かつノーメンテナンス故にオイルリークや、ブローバイガスの巻き込みによる汚れは避けようもありません。 
今回から日本国内でリビルト業者の手によりオイルシール等を交換し再生されたリビルトターボではなく、ターボチャージャーの製造元であるGarett(ギャレット)社から供給されているChra(ターボ・センターカートリッジ)そのものを新品へと交換する、最高ランクのリビルトターボを採用することにしました。


エンジン室から,こんにちは。


エンジン室では3型ツインターボの精密オーバーホール作業が進んでいます。
昔ながらの職人気質なエンジニアが365日24時間を常温に保ったクリーンルームにて手組みを行うのですが、結構なほどに神経質ですので入室前には「足マットで靴裏をきれいにしてください」などの独自ルールがあったりもします。
だからこそ集中して正確に作業を行うことができるのです。


現在はメタルクリアランスの測定を行い調整をしています。 試験用のグリスを塗りキャップを規定トルクで締めてもう一度外す。
すると試験グリスはキャップに押しつぶされ伸びるのですが、その伸び代でクリアランスを計測するという作業です。
通常リビルトならばSTDサイズで合わせていきますが、精密オーバーホールの場合1/1000の精度で見ていくのです。

4型ツインターボ オーバーホール案件


ファクトリー1では、中部地方より入庫したZ32ツインターボのエンジンオーバーホールを行います。
基本メニューでの組み込みとなりますが、アイドリング時にエンジンのラフさが目立つため、最初にセンサーからの信号や圧縮比を見ましたが、特に大きな異常があるわけでもないので、その辺りの問題はエンジンを分解しながら探ってゆくことにしました。


また、合わせてエアコンのガス漏れも発生しているとのことでしたが、これに関してはエンジンルーム内の問題は見えていません。
EFIハーネスの交換も行うので室内側の分解を行ったところ、残念ながらエバポレーターからのガス漏れと判明し、新規作成を行うか修理を行うかの判断をこれから行います。


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大口径アルミ鍛造シリンダーの魅力は。。。


DVF OHLINS Ver,DAYTONA E.R.S for 300ZX
もはや純正パーツでさえ廃盤なZ32のサスペンションへ、リプレイスメントではなくアップデイトとしてDAYTONA監修のOHLINSが好評です。
車高調無段階機能とか20段階の減衰力であるとかのメカニカル的なセッティング機能よりも、DFVとの名の通りデュアルフロー化されたサスペンションシリンダー内部のバルブがもつ突き上げ間の無い動きが高評価を受けています。
特にZ32はTバールーフ付きの車両が多いため、硬めのサスペンションを装着するとキシミやタワミを気にしながらのドライブとなってしまいます。 勿論、そのようなナンセンスなダンパーはZ32にとってはタブーですので、サスペンションの動きが手のひらや腰と背中の中間から伝わってくるような質感へと上げてゆくサスペンションチューニングがZ32には必要であり、唯一無二の存在がE.R.Sなのです。


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3型オーバーホール案件 1


先日、中国地方より入庫してくれたZ32ツインターボは新車ワンオーナー車です。 その契約の日から今年で25年の歳月を経て、一旦エンジンを含む総合的なリフレッシュ作業に着手することとなりました。


極端な使われ方はしていませんが、やはり相応な走行距離と経年劣化は否めず、目につく箇所は総合的に改善を行う予定にしています。
使用するエンジンプランはDAYTONAコンプリートを搭載します。 
オーバーホール用のエンジンシールキットが日本国内に在庫がなかったり、ピストンやメタルも海外取り寄せであったりと、何かと部品調達に時間を要すところですが、これからは消耗パーツは基本的にストックしていく方向で検討しています。

また、数年前に作ったプランなのですが、現在とは金額的にも内容的にもアップデートする必要がありましたので、このタイミングでページの更新を行っています。
http://www.z33.jp/refresh/z32_bto_engine.htm


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オーバーホール案件 継続入庫中。


この2週間ほどで3機のZ32ツインターボがエンジンオーバーホール案件にて入庫しています。
基本的にエンジン案件はフェクトリー2で引き受けていましたが、今年からはフェクトリー1でもエンジン業務を行う事のできるように設備の再構築を行い、2台同時進行にて作業ができるようにしています。
手前、レッドZ32は全塗装やシャーシリフレッシュも行いますので、完成予定としては秋頃。 奥のパールZ32はエンジンオーバーホールのみ行いますので約3ヶ月で完成させたいところです。


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2型オーバーホール案件 6


本当に申し訳のない程に納期が遅れている2型Z32はようやく車体へエンジンを搭載させるところまで進みました。
これほどまでに時間を要していながら最後にミスが有ってはなりませんので、エンジニアが始動前には入念な点検を行っていたこともありクランキングからの点火ではなんの不安もなくスムーズな吹け上がりを見せてくれました。
とは言え、これで作業が終わったわけではなく来週からは全塗装のためペイントファクトリーへ輸送します。今はエンジンのパートが完結したに過ぎません。
2ヶ月近く遅延しているスケジュールを一気に巻き返すことはもはや不可能ですが、それでも最短、最善のワークを行なうことのできるようにペイント部のボスと入念に打ち合わせを行いました。
自慢をしても仕方がありませんが、オリジナル ペイント分野についても私達は相当な自信があります。


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ベストコンディションを目指して。


2型ツインターボのZ32は車検の為入庫でした。


これまでにも、ある程度の整備は行っているとオーナーさんより聞いていたので油断していましたが、いざ点検のためにリフトで上げてみると実際にはオイル、水漏れが生じている状態です。
当然ながら車検には通りませんので修理作業から入ります。


特に水漏れがひどく、複数箇所より同時進行にてリークしている様子です。


また、サビの発生も多くパイプ内は目詰まりしている箇所もあります。
こうなってくると部分的なラバーホースの交換だけでは事態は解決しませんので、可能な限り金属パイプは錆落としを行った後にエアー等で詰まりの解消を目指します。



とは言え、中途半端に作業をしていたのでは、パイプのサビは取り除いても今度はラジエターやヒーターコアなどにサビ粉が廻っては元も子もありませんので、特にパイプ内部の作業には神経を使いました。
基本的に、LLC濃度を基準値程度でメンテナンスを行っていたらなばこのような結果にはなっていません。 今後は冷却水のメンテナンスを正確に行うことにより、サビの発生、進行を抑えることができます。



オイル漏れはパワステとクランクシールからです。
水漏れ修理のためにもトランスミッションを降ろす必要がありましたので、ちょうどよいタイミングでの作業となりました。

全てを組み終えた後に車検ラインを通過させ、無事にオーナーさんへと引き渡すことができました。


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主な課題は接地性の向上。リペアではなくアップデート。


去年12月からお預かりしていたZ33のリフレッシュ作業にようやく着手できました。 
お知り合いから譲り受けたというZは、サスペンションを始め少々問題のある様子。 であるならばと、一気にサスペンション廻りの見直しを計画し、Super ProポリウレタンブッシュにOHLINSダンパーの組み合わせを行いブラッシュアップを行います。
また、ヘットライトやテールレンズなども新調を行い、内外ともにリニューアルを行います。


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2型オーバーホール案件 5


2型Z32オーバーホールは、年末までにエンジンを車体へ搭載したかったのですが、残念ながらエンジンを完成させるだけで精一杯な流れです。


昨日までにシリンダーヘッドを搭載し、残すはカムシャフトや補機類の組み込みですので、明日までには形になるところまで来ました。
ファクトリー2は年始より新工場へ移転しますが、スタッフは工具やリフト、そして車両の移動などを29日から行い新年7日には新しい工場での稼働が出来るように、正月休みは返上して引っ越しの準備に取り掛かります。


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1型 ツインターボ オーバーホール案件 6


思いの外、オーバーヒートによりアルミニウム製シリンダーヘッドに歪みが生じてしまい、カムシャフト部のクリアランスにまで影響が出ていましたが、カムシャフト自体にラッピングを行い規定寸法にまで調整を行なうことができ、無事にエンジンを搭載することができました。
当然ながら1発で始動することができ、ほっと胸をなでおろしました。 

ターボやステアリングラックなどの補機類も同時に交換を行っているため、この数日で初期アタリを付けるために100kmほど試走を行った後に、オーナーさん宅まで輸送を行います。


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ネジリを減らし剛性アップ。


Z1 Motorsports │ 1pc プラチナ プロペラシャフト
Z32のアキレス腱の1つでもあるプロペラシャフト。 正しくはプロペラシャフトのセンターベアリングブッシュの破損やユニバーサルのガタツキによるバイブレーションが最たるトラブルなのですが、これを機にその両方のトラブルを解決してくれるのがZ1プロペラシャフトです。
連結のない1ピース中空スチール製プロペラシャフトの採用によりネジレは最小限にとどめ、また唯一の可動部であるユニバーサルはトラック等でも使用される高荷重対応の新設計品を採用。
純正リプレイスメントを目的の使用はもとより、慣性モーメントの改善を目的としたチューニングアイテムとしても使用可能です。
ゼロ スタート時には特に剛性の高さを感じることが出来るアイテムですので、体感効果もバッチリです。


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1型 ツインターボ オーバーホール案件 5


1型Z32ツインターボは、なんとか年内納車に間に合わせたいので非常に急ピッチで作業が進められています。
とはいえ、ここに来て予想だにしなかったトラブルが現れたり、仕上げついでに交換をしておこうかと思っていた部品が急遽製造廃止になっていたりと想定外の出来事が降り注いできますが、1歩進んで3歩下がるを繰り返しながらも、ようやく形になってきました。


エンジンルーム内ではEGIエンジンハーネスを新調したり、各種補機類のリビルト化が進められています。
どうにか今週中にはエンジンへ火を入れたいと考えています。


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