日帰りで関東出張 のはずが その2


SACLAM社へ到着すると、当然ながら一通りの取材は終えており、残すは僕のカットとインタビューでした。
当初はドタバタで帰る予定が帰れなくなりましたので、時間を気にすることなくRZ34に対する想いや、SACLAMについてを語らせてもらいました。
取材後は、SACLAM宇野さんからの提案で、ライターさんを助手席に片道1時間ほどのドライブへ出かけることにしました。
保安基準をパスさせるために乗ったテストとは異なり、普段運転するスタイルでのロングライドはこの日が初めて。
初期モデルではアクセルを踏み込んでもスーっと風が抜けるだけのようだった排気管は、まるで表情を変え2500rpm近辺での常用域からSACLAMらしい排気音が聞こえ始め、
5000prm近辺でのトルクが乗るゾーンでもその音はかき消されることはなく、6400rpmのピークパワー領域では更にもう1段高い排気音を奏で、最高のエグゾーストは完成しました。
それでいてアクセルパーシャル時では、室内での会話の妨げにならない大人しい姿を見せ、噛めば噛むほど味わい深い傑作に仕上がっていることを追記しておきます。
製品化するまでに約1年の歳月を要しましたが、それだけの物が仕上がったと自負しています。 開発車両は来週にも福岡へ届き、皆様のご来店をお待ちしております。
« 日帰りで関東... 日帰りで関東... »