英国の新しい女性首相って、どうなんだろうと 思っ たが、中国が建てる原発を考え直すと発言した、8月11日 (木)、第 6157回の「メ イ首相、英原発への中国参加に安保上の懸念」の記事を読んで、これは、期待できそうと評価したのですが、早 く も、前言を翻したようです。
CNN.co.jpより 2016.09.16 Fri
ニューデリー(CNNMoney)英国のテリーザ・メイ首相は16日までに、フランスと中国が出資する原発の建設プロジェクトにゴーサインを出した。
240億ドル(約2兆4000億円)をかけた「ヒンクリーポイント」のプロジェクトを巡っては、メイ首相が就任間もない今年7月に見直しを表 明し、中国が反発していた。
新原発の株式は、中国国有の中国広核集団(CGN)が33.5%を、フランス電力公社(EDF)が残る66.5%を保有する。
英政府は計画承認と引き換えに新たな規制を打ち出し、事前に政府の承認を受けることなく両社が持ち株を売却することはできないと規定。いずれは全原発プロ ジェクトの株式を英政府が取得し、経営権を握るとした。
ヒンクリーポイント計画については当初から、中国に重大なインフラへのアクセスを許せば国家の安全が脅かされかねないと批判する声が出てい た。
ヒンクリーポイント原発は今後60年の間、英国の電力の7%を供給する。現在ある8カ所の原発は電力の約20%を供給しているが、ほとんどは老朽化が進ん で今後15年の間に廃炉が予定されている。
中国はロンドンの約100キロ北東に中国独自の原子炉技術を使った別の原発を建設し、66.5%の持ち分を確保する計画も進めている。
残念ですね。メイさんの本音がどこにあるのかは分かりませんが、英国は余程金に困っているようですね。これで、中国 と一緒に崩壊する道を選んだようです。国民は、何とも気の毒ですが、反対運動は起こさないのでしょうか。
それにしても、この原発が無事完成するとは思えないのですが、もし、万一出来上がったとして、今度は無事に稼働 する かどうか、その方が怖いのじゃないでしょうか。こうなったら、どうなるか見守るしかなさそうです。
尤も、日本の対岸にある中韓の原発の方が、日本人に取っては恐ろしいのですが、日本の原発を止めることに情熱を 燃や している反日売国左翼達は、相変わらず、あちらの危険性には目をつぶっているようです。やはり、向こうの手下なのでしょ うね。
それにしても、欧米は、やはり信用できませんね。こうなると、日本だけでも、覚悟を決めて、中韓との国交断絶をやっ てもらいたいですね。