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『意図的な民族差別』事実と異なる

2017年04月20日 | 強制徴用

  中韓が慰安婦問題の次に狙っている3 月 16日(木)、第1374回の「釜山に今度は『徴用工像』」で、取り上げた徴用による強制労働がなかったことを韓国の研究者が結論づけたようです。  
  産経新聞がシリーズで取り上げてくれるそうです。日本の為に仕事をしてくれているのは、本当に産経だけですね。

  産経ニュースより    2017.4.11

  韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論
  
  歴史戦・第17部新たな嘘(上)

 日本統治下で国内の炭鉱などに動員された朝鮮人たちは劣悪な環境で「奴隷」のように働かされた。給与もないか、あっても少額にすぎなかった-。こんな一方的な見方が韓国内では定着している。国際社会でもナチス・ドイツのユダヤ人強制労働と同列であったとのイメージは広がりつつある。

 果たしてこれが「真実」なのかと疑問に思い、終戦前の資料を基に調査を行った韓国人研究者がいる。日本統治が朝鮮半島の近代化に与えた影響を調査する落星台(ナクソンデ)経済研究所の研究員、李宇衍(イ・ウヨン)(50)だ。

 李は賃金支給の実態を無視した研究では、当時の実像をゆがめることになると考えた。炭鉱や金属鉱山で働いた朝鮮人労働者の賃金がどの程度支払われ、日本人労働者との賃金格差はどれくらいだったのか。李は炭鉱会社や業界団体の資料を中心に、朝鮮半島出身者の日本国内での労働状況を丹念に調べた。

 李は国内の主要炭鉱山における待遇状況に関する昭和15年の『半島人労務者に関する調査報告』(日本鉱山協会発刊)から、46カ所の炭鉱山の平均データを抜粋した。

 食費や税金、労働者の浪費を防ぐための「強制貯蓄」など固定費を控除すると、賃金のうち平均43・5%が「小遣い」として自由に使用できたと計算した。

 当時、政府や炭鉱会社側は半島に残した家族への送金や貯金を推奨したが、飲食費や賭博、洋服購入に充てる者もいた。韓国内で定着しているような「奴隷労働」とは異なる実態が浮き彫りとなった。

 では、朝鮮人労働者と日本人との間に賃金格差はあったのか。

 拒否すれば罰金・懲役が科せられる「徴用」も含めて、半島出身者に適用された労務動員では給与が支払われていた。

 さらに、次官級通達や閣議決定を通じて、日本政府は「待遇について可能な限り内地人労働者との間に差別がないよう」などと国内の雇い主に要求していた。

 個別の炭鉱でも、李が賃金支給表を確認すると大きな賃金格差は見られなかった。昭和17年の日立鉱山(茨城県)では、半島出身者の1日の平均収入は2・42円と、2・39円の日本人をわずかに上回り、明治鉱業赤池炭鉱(福岡県)の20年1月~同年7月の平均賃金はともに4・82円と格差はない。

  李は研究の成果を論文『戦時期日本へ労務動員された朝鮮人鉱夫(石炭、金属)の賃金と民族間の格差』にまとめ、3月末発行の九州大学記録資料館エネルギー史研究第32号に掲載された。

 李が導き出した結論は次のようなものだった。

 「戦時期の朝鮮人炭鉱員の賃金は日本人の賃金とそれほど大きな差はなく、『賃金の民族差別』があったとはいえない」

 なぜ当時の炭鉱では「奴隷のように朝鮮半島労働者が働かされていた」とするイメージが作られたのか。

 李は賃金支給の複雑な計算方式を挙げる。日本語に不自由な朝鮮人労働者に理解されにくく、日本人の先輩労働者との賃金差について誤解を生じる余地があったというのだ。

 さらに、「強制連行説」を広めたきっかけは朝鮮大学校講師、朴慶植(パク・キョンシク)が昭和40年に発刊した『朝鮮人強制連行の記録』(未来社)だとして、今日でも学界の「通説」になり続けていると指摘する。

 朴はこの本を通じて、戦時期に使われていた「徴用」や「労務動員」という言葉を「強制連行」に置き換え、この問題を広めることに“成功”した。

 朴は年季の浅い半島出身者の賃金が日本人よりも低額だった点を取り上げ、勤続年数も考慮せずに、「民族差別」だと主張した。

 例えば、北海道のある炭鉱で17年に実施した賃金調査では、日本人の82・3%が1カ月当たり50円以上支給されたが、半島出身者は25%にすぎなかったとのデータを挙げる。

 だが、勤続年数では、日本人の57・2%が2年以上なのに対して、半島出身者はわずか10・7%にすぎない。炭鉱労働では1人当たりの採炭量に応じて賃金が支払われていた。「勤続期間の長さは作業能率に反映されている」と、李は反論する。

 実は李が用いた資料のほとんどは「強制連行論者」が編纂(へんさん)したものだ。李は産経新聞の取材にこう断じるのだった。

 「(朴らが)編纂した資料は自分たちの主張を後押しするどころか、彼らの先入観とは全く違う史実を物語っている。(自分は)経済学者として(史実を)隠したりはしない」

 李は朝鮮人たちの労働環境にも注目し、『戦時期、日本の朝鮮人労務動員と炭鉱の労働環境』(平成27年12月27日発行)と題する論文をまとめた。

 昭和14年~19年に動員された朝鮮人のうち、約半数が炭鉱に動員され、その大部分が坑内で従事した。日本人の坑内夫は6割弱だったのに対し、朝鮮人は9割以上だった。このことをもって「意図的な民族差別」との主張の根拠としている人たちもいる。

 李の見方は異なる。

 「日本の青年たちが抜けた炭鉱の労働需要を充足した自然な結果であった」

 さらに、李は坑内での作業の状況にも目を向ける。「強制連行論者」が原資料として用いた九州と北海道の11カ所の炭鉱を対象にした『半島労務者勤労状況に関する調査報告』(財団法人労働科学研究所)を読み解いた李は、「坑内で朝鮮人だけが別に作業する場合はほとんどなく、大部分は日本人とともに作業した」という証言を注目するべきだと強調する。

 熟練した日本人が採炭し、経験が足りない朝鮮人は後方で炭をかき集めるという「分業体制」があった。『調査報告』によると、北海道のある炭鉱では「(朝鮮半島出身者だけで)同一作業場に配置することを認める程度に達しておらず、彼らの指導者を選出することは目下混乱を伴う」と判断していた。炭鉱に動員された朝鮮人の多くが農夫だったためという。 李は「朝鮮人を意図的に危険で劣悪な作業に配置し、差別したという通説は事実と異なる」と結論づけた。

 「朴慶植の研究を本格的に否定した画期的な論文だ」と、李の論文に目を通した九州大教授、三輪宗弘は喝采を送る。

 三輪は朴らのように強制連行を主張する研究者に対して、自身を含め、炭鉱労働に詳しい専門家たちが「触らぬ神にたたりなし」とばかりに表だって反論を控えていた過去に負い目を感じていた。

 三輪も多くの統計を調べたが「民族差別的な賃金体系などなかった」と語る。

 ただ、三輪は李の論文をもって、労務動員をめぐる韓国の“日本批判”は収まらないとして、次のように語る。

 「韓国は学界でさえ、道義的なイデオロギーに支配されがち。李の研究がまっとうでも、自分たちの主張と違えば、資料そのものが間違っていると言いかねない。歴史を操る行為は、まさに当時を生きた人を愚弄する行為だ」

(敬称略)

    ◇

 ソウルに続き釜山にも慰安婦像が建てられるなど、韓国の歴史利用は終わらない。慰安婦問題、そして徴用工問題の現状を報告する。

  折角、韓国の方が、こんな素晴らしい研究をしてくれたにも関わらず、反日売国外務省が無駄にするのでしょうね。
  と言うか、どうせ、何を言っても無駄な韓国を説得することより、世界に発信すべきでしょう。
  韓国はどうせ崩壊するのですから相手にする必要もないでしょう。



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