エルサルバドルの台湾裏切りに対してパラオが矜持を見せてくれた事を、22日 、第1237回の「中国の台湾虐めに 屈しないパラオ」で、とりあげ、アメリカはどうするのだろうかと思っていたら、やはりやってくれました。
何と、関係を再評価することになるだろうと発言したようです。これは、堪えるでしょうね。
NHK NEWS WEBより 2018年8月24日
米エルサルバドルの台湾との断交で中国を批判
アメリカ政府は、中米のエルサルバドルが中国と国交を結び、台湾と断交したことについて遺憾の意を示すとともに、台湾 に外交的な圧力を強める中国政府に対して「一方的なやり方は有害だ」などと批判し、貿易でも対立する中国を強くけん制し ました。
中国と中米のエルサルバドルは今月21日、国交を結ぶことを発表し、エルサルバドルは、これまで外交関係のあった台湾 と断交しました。
これについて、台湾にあるアメリカ政府の代表機関「アメリカ在台協会」のクリステンセン代表は23日、蔡英文総統との 面会で遺憾だとする立場を示しました。
そのうえで「1つの中国」を主張し、台湾と外交関係のある国々の切り崩しを図るなど圧力を強める中国政府に対して「現状を変えようとする一方的なやり方は有害で地域の平和と安定のための枠組みを壊すものだ」と批判しました。
また、ホワイトハウスも声明を発表し、北米から中南米まで大陸全体の経済の健全性と安全保障にも影響を及ぼすものだと したうえで「エルサルバドルが西半球の国家への中国による明らかな内政干渉を受け入れたことは、わが国にとって重大な懸念で関係を再評価することになるだろう」と明らかにしました。
アメリカ政府が、中国と国交を結んだ国との関係の再評価にまで言及するのは極めて異例です。
そのうえで「アメリカは中国が台湾との関係を不安定化させたり、西半球で政治的な干渉を行うことに反対し続ける」と述 べ、貿易でも対立する中国を強くけん制しました。
アメリカの毅然とした態度やパラオの矜持に対して相変わらずの日本の腰の引けた対応にはがっかりさせられます。
これも、安倍さんの匍匐前進の一環とは捉えていますが、何時までこんな情け無い日本を見なければならないのでしょうか。来年には終わると期待したい。
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