DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ついに決定!田中対田口(WBOフライ級)

2019年01月11日 05時17分20秒 | 世界ボクシング
3月16日、岐阜メモリアルセンターで愛ドームで予定される試合です。
WBOフライ級戦:
王者田中 恒成(畑中)対 挑戦者田口 良一(ワタナベ)

*これまでに何度か対戦の話があった両選手。その一戦がついに発表されました。最近は評判の悪い日本人同士による世界戦。この一戦に関して言えば、そんな悪評はそれほどでないでしょう。ボクシング・ファンにとって、素晴らしい春の訪れになりそうです。
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まだまだ続く大英帝国の繁栄(色々:01‐10‐19)

2019年01月10日 04時42分10秒 | 世界ボクシング
最近(2019年1月10日ごろ)のニュースです。

1)現役最強の選手の一人として挙げられているテレンス クロフォード(米)。4月20日、米国・ニューヨーク州のリングで実力者アミア カーン(英)を相手に保持するWBOウェルター級王座の2度目の防衛戦を行います。当初クロフォードは、元WBA王者ルイス コラーゾ(米)との防衛戦が予定されていました。コラーゾも中々の実力者ですが、ファンとしてはやはり華のあるカーンとの一戦が見てみたいでしょう。

2)留まるところを知らない大英帝国の繁栄。2月23日に無冠戦ながらもスーパーミドル級でブリティッシュ・ダービーが行われます。その試合に出場するのは、前IBF王者のジェームス デゲールと、元WBAミドル級暫定王者のクリス ユーバンク。

3)英国といえば現在、世界ヘビー級のトップ戦線を牽引する二人の選手がいます。一人が3団体統一王者のアンソニー ジョシュアで、もう一人が元統一王者のタイソン フューリー。この2人に続く実力者として見られているのが、各団体で上位にランキングされているディリアン ホワイト。そのホワイトが昨年末22日、こちらもまた英国人のデリク チソラと対戦/再戦。ホワイトは激しい打ち合いの末、ライバルを11回でKO。保持するWBCシルバー、WBOインターナショナル王座の防衛に成功するとともに、初の世界挑戦に向け大きく前進しています。

4)昨年3月にジョシュアに敗れWBO王座を失い、7月にホワイトにも敗北を喫し再起にも失敗してしまったジョセフ パーカー(ニュージーランド)。先月15日に中堅のアレクサンダー フローレス(米)に3回KO勝利を収め、ようやく連敗から脱出することに成功しています。

5)昨年の後半から精力的に試合をこなし始めているWBAスーパーフェザー級王者のアルベルト マチャド(プエルトリコ)。来月9日にアンドリュー カンシオ(米)を相手に、保持する王座の3度目の防衛戦を行います。

6)マチャドと同じ興行で、WBCスーパーバンタム級王者レイ バルガス(メキシコ)も防衛戦を予定しています。ベネズエラのフランクリン マンサニーニャを迎え、同王座の4度目の防衛戦を行います。この試合、バルガスにとり昨年5月以来の試合となりますが、バルガスが実戦から遠ざかっている間、亀田 和毅(協栄)が暫定王者の地位を獲得しています。
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2019年 日本国内王座チャンピオン・カーニバル

2019年01月09日 01時04分01秒 | 日本ボクシング
2019年の日本チャンピオン・カーニバルの対戦カードが発表されています。

今回が節目とある40回目となる日本王者のチャンピオン・カーニバル。過去2年は王座決定戦が目につきましたが、今年は昨年に出場し王座に就いた選手たちの防衛戦として行われるケースが結構ありますね。これは日本王座の重み、価値観の表れといって言いのではないでしょうか。残念ながらヘビー級戦は4年続けて行われないようです。

ミニマム級・王座決定戦(1月12日/後楽園ホール):
王者小野 心(ワタナベ)対 挑戦者田中 教仁(三迫)

ライトフライ級・王座決定戦(2月14日/後楽園ホール):
堀川 謙一(三迫)対 戸高 達(レパード玉熊)

フライ級戦・王座決定戦(2月2日/後楽園ホール):
中谷 潤人(MT)対 望月 直樹(横浜光)

スーパーフライ級(4月21日/大阪):
王者奥本 貴之(グリーンツダ)対 挑戦者ユータ 松尾(ワールドスポーツ)

バンタム級(未定):
王者斉藤 裕太(花形)対 暫定王者木村 隼人(ワタナベ)

*災難続きだった2018年の同タイトル。王者同士による統一戦が無事に行われ、はっきりとした結果が出てほしいものです。

スーパーバンタム級・王座決定戦(1月12日/後楽園ホール):
中川 麦茶(角海老宝石)対 田村 亮一(JBS)

フェザー級(5月1日/後楽園ホール):
王者源 大輝(ワタナベ)対 挑戦者阿部 麗也(KG大和)

スーパーフェザー級(5月4日/後楽園ホール):
王者末吉 大(帝拳)対 挑戦者v大里 拳(大鵬)

ライト級(4月11日/後楽園ホール):
王者吉野 修一郎(三迫)対 挑戦者アクセル 住吉(関門Japan)

スーパーライト級(4月6日/後楽園ホール):
王者細川 バレンタイン(角海老宝石)対 挑戦者井上 浩樹(大橋)

ウェルター級(4月21日/大阪):
王者矢田 良太(グリーンツダ)対 挑戦者永野 祐樹(帝拳)

スーパーウェルター級(5月1日/後楽園ホール):
王者新藤 寛之(宮田)対 挑戦者松永 宏信(横浜光)

ミドル級(3月2日/後楽園ホール):
王者竹迫 司登(ワールドスポーツ)対 挑戦者加藤収二(中野サイトウ)
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ケンシロウ、京口、次は統一戦?(世界ライトフライ級x2)

2019年01月08日 02時46分57秒 | 世界ボクシング
昨年末30日、東京・大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦:
王者拳 四郎(BMB)判定3対0(120-108、119-109x2)挑戦者サウル フアレス(メキシコ)

*その機動力を駆使し、今回が2度目の世界挑戦となったフアレスにほぼ完封勝ちしたケンシロウ。しかし過去10戦の戦績が、4勝(2KO)4敗2引き分けの相手なら、ダウンの一つも奪ってほしかったです。

2017年5月に獲得した王座の5度目の防衛に成功したケンシロウ。そろそろ王座統一戦へ触手を伸ばしてもらいたいものです。


その翌日の大晦日、中国・マカオで行われた試合結果です。
WBAライトフライ級戦(スーパー王座):
挑戦者京口 紘人(ワタナベ)TKO10回終了 王者ヘッキー ブドラー(南ア)

*昨年5月に東京のリングで、京口の先輩・田口 良一から僅差の判定ながらも同王座を奪取したブドラー。その時は試合序盤戦にペースを掴んだ事が功を奏しました。田口の後輩である京口は、先輩が犯したミスを繰り返さず。第一ラウンドから積極的に攻め続け、さらに中盤戦になるとペースアップ。最終的には自身より3倍のキャリアの持ち主であるブドラーを降参させ、一昨年夏に獲得したIBFミニマム級王座に続いての世界2階級制覇を果たしています。


将来的には日本のエースになりえる可能性を持っているケンシロウと京口。その両者が世界王者に君臨している現在のライトフライ級(2019年1月8日)の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):京口(防衛回数/0)
WBA(レギュラー):カルロス カニザレス(ベネズエラ/1)
WBC:ケンシロウ(5)
IBF:フェリックス アルバラード(ニカラグア/0)
WBO:アンヘル アコスタ(プエルトリコ/2)
OPBF(東洋太平洋):エドワルド ヘノ(比/2)
日本:空位

アルバラード、アコスタも揃って実力者ですが、やはり見てみたいですね、「ケンシロウ対京口」による王座統一戦を。
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一翔、4階級制覇ならず(WBOスーパーフライ級ほか)

2019年01月07日 03時43分05秒 | 世界ボクシング
一週間前の大晦日、中国・マカオで行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級王座決定戦:
ドニー ニエテス(比)判定3対0(118-110、116-112、112-116)井岡 一翔(Sankyo)

*共に4階級制覇を賭けて臨んだ一戦。共に高い技巧の選手だっただけに、採点が難しいラウンドが続いた様子。最終的には同級に先に転向していたニエテスが接戦を制し、比国人としてはマニー パッキャオ、ノニト ドネアに続いての4階級制覇達成を遂げています。

敗れた一翔。試合後は判定に対し不服もなく、今後の挽回を誓っていました。一翔には是非同級の世界のベルトを腰に巻き、八重樫 東(大橋)との同級での再戦を実現させて貰いたいものです。


IBFフライ級戦:
王者モルティ ムザラネ(南ア)TKO10回終了 挑戦者坂本 真宏(六島)

*試合前から王者の圧倒的有利が予想されていた一戦。結果的にはその予想通りとなってしまいましたが、実力で劣った坂本も、最後まで気持ちで対抗。最終的には挑戦者の右目の腫れがひどくなったためにレフェリーストップになっています。

昨年7月にマレーシアのリングで同王座に返り咲いたムザラネ。その2度目の王座の初防衛に成功しました。現在、実力者ムザラネに指名挑戦権を持っているのが日本王座を返上したばかりの黒田 雅之(川崎新田)。早ければ春先にも両者の対戦が実現するのではないでしょうか。
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伊藤、最後をしっかりと締める(WBOスーパーフェザー級ほか)

2019年01月06日 05時22分46秒 | 世界ボクシング
先月30日、東京・大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBOスーパーフェザー級戦:
王者伊藤 雅雪(伴流)TKO7回2分11秒 挑戦者イフゲニー シュプラコフ(露)

*昨年7月末に、事実上敵地に乗り込んで当時空位だった同王座を獲得している伊藤。今回は故郷に錦を飾る形の初防衛戦となりました。

序盤戦は挑戦者のボクシングにやりづらそうな感じを見せていた伊藤。しかし徐々に自分のボクシングに持ち込み、最後はTKO。2018年に日本国内で行われた最後の世界戦を見事に勝利で飾っています。


WBCバンタム級王座決定戦(暫定王座):
井上 拓真(大橋)判定3対0(117-111x3)ペッチ CP フレッシュマート(タイ)

*兄尚弥に遅れる事4年半、拓真が明確な判定勝利を収め、暫定ながらも世界王座獲得に成功しました。本人も分かっている通り、今回獲得した王座はあくまで「暫定」の二文字がつく王座。2019年の最初で最大の課題は、その不必要な2文字を取り除く事。現在WBCバンタム級の正規王座は空位で、その王座決定戦は今月19日にノルディ ウーバーリ(仏)とルーシー ウォーレン(米)の間で行われます。まずはその一戦で、明確な試合結果が出てほしいものですね。
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今週末の試合予定

2019年01月05日 07時01分23秒 | 世界ボクシング
2019年1月の第一週末の試合予定です。

*年末に日本、中国のマカオで複数の世界戦が行われたためでしょうか、今週末はこれといった大きな興行は予定されていないようです。
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2019年初の色々(色々:01‐04‐19)

2019年01月04日 23時18分14秒 | 世界ボクシング
最近(2019年1月4日ごろ)のニュースです。

1)元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティムが来月8日、2019年の初戦を行います。この試合が自身12戦目(11戦全勝9KO)となるチュー2世。昨年2018年は4試合をこなしました。対戦相手は決定していませんが、今年も定期的に試合をこなしていって貰いたいものです。

2)世界王者の実子として現役で活躍する選手として、個人的に注目しているのがチューと、元WBCバンタム級王者辰吉 丈一郎(大阪帝拳)の次男坊である寿以輝(大阪帝拳)。年末に白星を一つ加え、戦績を10戦全勝(7KO)に伸ばしています。Fightnewsに記載された最新の試合結果によると(ジョー小泉氏)、寿以輝陣営はWBCのユース王座への挑戦も視野に入れているようです。

3)日本が世界に誇る実力者、世界3階級制覇を達成しているホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)。今月19日に、米国・ニューヨーク州のリングで元WBAスーパーライト級暫定王者のパブロ セサール カノ(メキシコ)と10回戦で対戦します。ここ数年は勝ち負けを繰り返しているカノですが、リナレスでも気を抜けない相手と言っていいでしょう。

4)スーパーライト級で4階級制覇達成を目論んでいるリナレス。そのリナレスのターゲットの一人であるのがWBCタイトル保持者のホセ カルロス ラミレス(米)。ラミレスは来月10日、ホセ セペダ(米)を相手に保持する王座の2度目の防衛戦を予定しています。

5)リナレスは昨年5月、あのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)との大激戦の末TKO負け。WBAライト級王座から転落してしまいました。リナレスの前に、ロマチェンコの餌食となったのが元スーパーバンタム級王者のギレルモ リゴンドー(キューバ)。リゴンドーは今月13日、メキシコのジョバンニ デルガドを相手に、2017年師走にロマチェンコに敗れて以来の実戦に臨みます。

6)先月8日、元IBFウェルター級王者で、現在はスーパーウェルター級に主戦場を移しているケル ブルック(英)が無冠戦12回戦のリングに登場。豪州のマイケル ザラファに大差の判定勝利を収めています。
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意外な王座転落、予想外の苦戦(WBCスーパーウェルター級ほか)

2019年01月03日 06時22分44秒 | 世界ボクシング
先月22日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBCスーパーウェルター級戦:
挑戦者トニー ハリソン 判定3対0(115-113x2、116-112)王者ジャーメル チャーロ(共に米)

WBCミドル級戦(暫定王座):
王者ジャモール チャーロ(米)判定3対0(116-112x2、119-108)挑戦者マット コボロフ(露)

*2018年の年末、双生児が共に保持する防衛戦に臨みました。偶然にも兄弟そろって試合直前に挑戦相手が変更するというハプニングが発生。そのためでしょうか。ジャーメルは僅差の判定で王座から転落し、ジャモールも比較的安易な挑戦者と思われていたコボロフに手こずる結果に。チャーロ兄弟にとり、少々厳しい年末になってしまったようです。

チャーロ・ブラザーズが主戦場とする、スーパーウェルター級とミドル級の2019年早々(1月3日)の世界王者の顔ぶれを見てみましょう。

まずはジェーメルが王座から転落したスーパーウェルター級から。

WBA(スーパー):ジャレット ハード(米/防衛回数/1)
WBA(レギュラー):ブライアン カスティージョ(亜/2)
WBA(暫定):ミシェル ソロ(仏/1)
WBC:ハリソン(米/1)
IBF:ハード(米/3)
WBO:ハイメ ムンギア(メキシコ/2)

*ハリソンは2年前にハードと対戦しTKO負け。不気味な存在であるムンギアは減量苦が予想されます。ハードが頭一つ抜け出た存在に映りますね。


次はジャモールの新天地ミドル級です。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/0)
WBA(レギュラー):ロバート ブラント(米/0)
WBC:アルバレス(メキシコ/0)
WBC(暫定):チャーロ(米/1)
IBF:ダニエル ジェイコブス(米/0)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/0)

*アルバレス以外は実力者揃いなれど、少々地味、という印象です。

兄弟そろって苦戦、あるいは敗戦を喫してしまったチャーロx2ですが、2019年もどの王者たちにとっても怖い存在であることは間違いないでしょう。
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ワーリントン、フランプトンを振り切る(IBFフェザー級ほか)

2019年01月02日 07時20分29秒 | 世界ボクシング
先月22日、英国で行われた試合結果です。
IBFフェザー級戦:
王者ジョシュ ワーリントン 判定3対0(116-112x2、116-113)挑戦者/WBO暫定王者カール フランプトン(共に英)

*序盤戦にその手数で2階級制覇王をダウン寸前までに追い込んだワーリントンが大きくリード。フランプトンもその強打で追い上げにかかりますが、王者が大きく崩れることなく試合終了。全12ラウンドを通してファンを喜ばせた英国ダービーは、昨年5月にこちらも同胞のリー シェルビーに判定勝利を収めたワーリントンの判定勝利。王座の初防衛に成功すると同時に、その地位を確実に上げています。


WBCフライ級戦:
挑戦者チャールズ エドワーズ(英)判定3対0(118-110、117-111、116-110)王者クリストファー ロサレス(ニカラグア)

*昨年4月に横浜のリングで同王座を奪取しているロサレス。「現役フライ級最強では?」という声も聞かれ始めた矢先に、思わぬ伏兵に敗れる形に。2016年9月の世界初挑戦での敗戦後、スーパーフライ級に主戦場を移していたエドワーズ。一回り大きくなって世界のリングに帰ってきたようです。
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