今月7日、ロシアで行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦(暫定王座):
王者アルベルト バティルガジエフ(露)判定3対0(116-108、115-109、114-110)挑戦者ネリ ロメロ(亜)
*昨年7月に、暫定ながらもプロの世界ベルトを獲得している。東京五輪金メダリストのバティルガジエフ。WBAが指名した正規王者ラモント ローチ(米)との同団体内での王座統一戦は、ローチが一階級上のWBA王者ジャルボンテ デービス(米)への挑戦が決まったため一旦は延期に。金メダリストはランキング下位のロメロを相手に、WBAが定めた第2の王座の防衛戦を行うことになりました。
バティルガジエフにとり、比較的安全パイと思われていたロメロでしたが、3回にはその右でダウンを奪うなど大善戦。しかし中盤以降両者の実力差が表れ、最終的にはロシア人が無事に試合終了のゴングを聞くことに。耐久力に???が付いてしまった結果となりましたが、バティルガジエフが王座の防衛に成功しています。
暫定ながらも世界戦が決行されたスーパーフェザー級。2025年3月20日現在の同級の王者たちを確認しておきましょう。
WBA:ラモント ローチ(米/防衛回数1)
WBA(暫定):アルベルト バティルガジエフ(露/1)
WBC:オシャキー フォースター(米/0)
IBF:空位
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/3)
OPBF(東洋太平洋):波田 大和(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:渡邊 海(ライオンズ/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/1)
*「デービス対ローチ」の一戦が大接戦の末引き分けとなり、またデービスとローチが揃って再戦を希望。そのため、バティルガジエフがローチに挑む一戦はまたまた先延ばしになりそうです。
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