先月末29日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOウェルター級戦:
王者ブライアン ノーマン(米)TKO3回2分59秒 挑戦者デリック クエバス(プエルトリコ)
*昨年5月に暫定王座を獲得したノーマン。その後、同級の絶対王者だったテレンス クロフォード(米)が階級を上げたため、戦わずしてWBOの唯一王者に昇格しています。
王座獲得から少々期間が開いてしまいましたが、ようやく迎えた初防衛戦。27勝(19KO)1敗1引き分けと好戦績の挑戦者でしたが、実力は果たしてそれに見合うものではありませんでした。試合開始早々から左右の強打をクリーンヒットし続けたクエバス。3回終了間際に見事な右でダウンを奪います。あまりにも実力差のためか、戦意喪失のクエバスは試合続行を拒否。あっけない幕切れとなってしまいましたが、ノーマン側からすると見事な初防衛成功と言っていいでしょう。
東洋ナンバーワンの佐々木 尽(八王子中屋)がターゲットとしているノーマン。その雄姿を日本のリングで見せて貰いたいものです。
2025年4月6日現在のウェルター級王者たちを確認しておきましょう。
WBA:エイマンタス スタニオニス(リトアニア/防衛回数1)
WBC:マリオ バリオス(米/2)
IBF:ジャロン エニス(米/3)
WBO:ブライアン ノーマン(米/1)
OPBF(東洋太平洋):佐々木 尽(八王子中屋/2)
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/5)
日本:セムジュ デビット(ウガンダ/中日/1)
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