DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

重量級の井上、辛くも生き残る(スーパーウェルター級)

2024年03月24日 05時33分53秒 | 世界ボクシング

今月18日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋スーパーウェルター級戦:
王者井上 岳志(ワールドスポーツ)引き分け(1対0:115-113、114-114x2)挑戦者ウェイド ライアン(豪)

*井上、ライアンは共に、現WBO王者ティム チュー(豪)と拳を交えた経験があります。井上は2021年11月に、ライアンは2017年10月に、大差判定でチューの軍門に下っています。チューを挟んで見てみると、両者の実力は拮抗しているものとみていいでしょう。

実際に行われた試合でも、フルラウンドに渡り一進一退の攻防が続きました。結局はどちらも明白なポイントを奪えずに12回が終了。両者痛み分けの結果となっています。

昨年5月にも敵地比国の地で引き分けを経験している日本重量級の星・井上。2019年1月に、5月にサウル アルバレス(メキシコ)に挑戦するハイメ ムンギア(メキシコ)と対戦し、大差判定負けを喫しています。その試合では、持ち前のタフネスでフルラウンドを戦い抜き、その後の活躍も期待されました。しかしここにきて、ムンギアには大きく水を開けられてしまったようですね。

下記は2024年3月24日現在の、スーパーウェルター級の王者たちとなります。

WBA:イスラエル マドリモフ(ウズベキスタン/防衛回数0)
WBC:空位
IBF:空位
WBO:ティム チュー(豪/2)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/3)
日本:出田 祐一(三迫/2)

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