DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

あの試合から30年(WBAジュニアウェルター級:1994年3月18日)

2024年03月18日 05時07分09秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前となる1993年3月18日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBAジュニアウェルター級戦(現スーパーライト級):
王者ファン マルティン コッジ(亜)TKO3回2分1秒 挑戦者エデル ゴンザレス(コロンビア)

*この試合の前年となる1993年12月17日に、コッジの地元アルゼンチンで拳を交えている両雄。その時は、主審の度重なる贔屓を超えたレフリングでコッジが辛くも王座の防衛に成功。その行動と試合内容に激怒したWBA会長は、両者による第3国での即リマッチを行うことを指令しました。

(今回はハッキリとした勝利を収めたコッジ)/ Photo: Instagram

初戦でのレフィリーの行為はさて置き、大激戦を演じたコッジとゴンザレス。その試合から僅か3ヶ月、両者は試合開始のゴングと同時に激しい打ち合いを再開しました。

第一戦であれほど痛い目にあったコッジですが、驚くほどに積極的に仕掛けてでます。それが裏目に出てしまった初回半ば、ゴンザレスの右ショートを貰いダウンを喫してしまいます。精神的にやたらと図太いコッジはそれでも攻撃の姿勢を止めません。2回に再びピンチに陥り、3回には左目上をカット。しかしそこから左の強打でダウンを奪い返すことに成功。その後連打で挑戦者を痛めつけ、はっきりとした形で再戦にケリをつけてしまいました。

打たれ脆さと勝負強さを兼ね備えたコッジ。その癖の強いボクシングで2度目の王座の6度目の防衛に成功。あのフリオ セサール チャベス(メキシコ)が初黒星を喫してから1ヶ月半。南米に、そしてジュニアウェルター(スーパーライト)に「コッジあり」の印象を強く残しています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする