DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ゴロフキン、指名挑戦者に圧勝(IBFミドル級)

2020年12月20日 05時59分20秒 | 世界ボクシング

現地時間の一昨日(18日・金曜日)、米国・フロリダ州で行われた試合結果です。
IBFミドル級戦:
王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)TKO7回終了 挑戦者カミル シェルメタ(ポーランド)

*本来なら3月に行われる予定だったこの一戦。しかしこの一番も例外に漏れず、コロナウィルスの影響でこの日まで延期となっていました。

昨年10月に同じリングに上がって以来の試合となった両選手。21戦全勝(5KO)で、IBFの指名挑戦者シュルメタでしたが、ミドル級史上でも有数の実力者ゴロフキンを相手にすると、単なる格下選手の役しか演じる事は出来ませんでした。

左ジャブを起点に、丁寧な、そして重圧なボクシングを展開していったゴロフキン。初回終了間際にこの試合最初のダウンを奪うと(左フック)、2回(右)、4回(連打からの左)、そして7回(ダブルの左ジャブ)と合計4度のダウンを奪う快勝。試合は結局、7回終了と同時にレフィリーがストップしています。

相変わらずの超安定したボクシングを見せつけ、昨年10月に返り咲いていた世界王座の初防衛に成功したゴロフキン。戦績を41勝(36KO)1敗1引き分けとしています。来年春に39歳の誕生日を迎えるゴロフキン。今後、大きな成長は望めないでしょうが、まだまだ現在ボクシングの第一人者として活躍が期待できそうです。

 

スター選手ゴロフキンが君臨するミドル級戦線。2020年12月20日現在の同級王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(レギュラー):村田 諒太(帝拳/防衛回数1)
WBA(暫定):クリス ユーバンク(英/0)
WBC:ジャモール チャーロ(米/3)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/1)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/2)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:野中 悠樹(井岡弘樹/1)
日本:竹迫 司登(ワールドスポーツ/3)

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