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今年もやってるやってる~

永田、近藤は痛み分け(日本スーパーライト級)

2020年12月16日 04時52分16秒 | 日本ボクシング

先週10日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーライト級戦:
王者永田 大士(三迫)負傷判定・引き分け(1対0:67-66、67-67x2)挑戦者近藤 明広(一力)

*7月に強豪井上 浩樹(大橋)を破り王座に就いた永田。今回の初防衛戦では、同級での世界王座挑戦経験がある元日本ライト級王者近藤を迎えました。

新王者としての勢いからか、積極的に打ち合いに臨んだ永田。それをベテラン近藤が迎え撃つという試合展開が繰り広げられていきました。

中盤以降は、自力で勝る近藤が、ジワリジワリと追い上げる形に。6回、激しいパンチの交換が続く中、王者が偶然のバッティングで負傷(左目上)。結局はその傷が原因で、試合は7回途中でストップ。7回途中までの採点結果、両者痛み分けという残念な結果となってしまいました。永田の傷の回復次第になりますが、是非とも近い将来に、両選手の再戦を実現させてほしいものです。

 

2020年12月16日現在の、スーパーライト級の王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(スーパー):ジョシュ テーラー(英/防衛回数1)
WBA(レギュラー):マリオ バリオス(米/1)
WBC:ホセ カルロス ラミレス(米/4)
IBF:ジョシュ テーラー(英/2)
WBO:ホセ カルロス ラミレス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):内藤 律樹(E&Jカシアス/4)
WBOアジア太平洋:井上 浩樹(大橋/0)
日本:永田 大士(三迫/1)

*永田に敗れた後、現役からの引退を表明した井上。現在の所、WBOアジア太平洋王座の行方は不明です。近藤は以前、日本ライト級王座に加え、同級のWBOアジア太平洋ベルトも保持していたことがありました。

現在の所、内藤が同級の日本国内の牽引車となりますが、永田は内藤に2018年10月に挑戦し、1対2の判定負けを喫しています。コロナウィルスの影響で、海外の選手との交流が難しい今のご時世。内藤、永田、近藤の三つ巴戦実現を期待しています。

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