DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

復帰戦はマレーシアで(色々:03‐30‐18)

2018年03月30日 00時14分05秒 | 世界ボクシング
最近(2018年3月30日ごろ)のニュースです。

1)昨年7月に豪州のリングでWBOウェルター級王座を失って以来実戦から遠ざかっているマニー パッキャオ(比)。来月に再起するという噂もありましたが、その試合は中止に。パックマンの再起戦の新たな情報として、7月8日にWBAウェルター級レギュラー王者のルーカス マッティーセ(亜)に挑戦するという情報があります。マッティーセが同王座を獲得した1月末直後から、アルゼンチン人との対戦に興味があるというコメントを残しているパッキャオ。この試合が実現する可能性は高いのではないでしょうか。この試合、何とボクシングとは何の縁もないイメージがあるマレーシアで行われるようです。

2)「マッティーセ対パッキャオ」戦ですが、両者のボクシングスタイルからしてまず外れがない戦いになるでしょう。パッキャオはこれまでに、70戦近くのキャリアがありますがWBA王座はいまだに獲得していません。比国の英雄が同王座戦に出場したのは、2004年5月に、当時IBF/WBAフェザー級王座を保持していたファン マヌエル マルケス(メキシコ)に挑戦し引き分けた試合と(両英雄による第一戦目)、2015年にフロイド 名ウェザー(米)と行った3団体統一ウェルター級戦以来となります(パッキャオの判定負け)。

3)パッキャオを王座から引きずり下ろしたジェフ ホーン(豪)。来月予定されていた最強挑戦者テレンス クロフォード(米)との防衛戦は、挑戦者の怪我のために延期。6月9日が新たな試合日として発表されています。

4)WBCミニマム級王者のワンヘン メナヨーシン(タイ)が5月2日、指名挑戦者リロイ エストラーダ(パナマ)を相手に保持する王座の9度目の防衛戦を行います。ワンヘンのここまでの戦績は49戦全勝(17KO)。これまで対戦してきた相手の中には、どこの馬の骨か分からない連中もいましたが、素晴らしい戦績であることには変わりありません(多分)。

5)WBCヘビー級の1位にランキングされているディリアン ホワイト(英)が先週末24日、幻の元WBAヘビー級王者ルーカス ブラウン(豪)と対戦。予想外のワンサイド・マッチを6回で終わらせ、世界初挑戦に向け大きく前進しています。

6)現在のヘビー級戦線は、IBF/WBA統一王者アンソニー ジョシュア(英)、そのジョシュアに敗れている上記のホワイトと、英国勢が幅を大いに聞かせています。これらの現役の選手たちと比べ、同国での元ヘビー級王者レノックス ルイス(英)の評価というのはどんなものなんでしょうかね。気になるところです。

7)気になるといえば、昨年師走に米国のリングでIBFスーパーフェザー級王座を獲得した尾川 堅一(帝拳)や、日本ボクシング界からすれば非常に憎むべき前WBCバンタム級王者ルイス ネリ(メキシコ)への処置はどうなったのでしょうかね。こちらも大いに気になるところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする