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DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

フランプトン、不覚のダウンを喫するも試合には快勝(IBFスーパーバンタム級)

2015年07月22日 00時55分27秒 | 世界ボクシング
先週末18日土曜日、米国・テキサス州で行われた試合結果です。
IBFスーパーバンタム級戦:
王者カール フランプトン(英)判定3対0(116-108x2、115-109)挑戦者アレハンドロ ゴンザレス(メキシコ)

*プロ21戦目にして英国外初の試合に臨んだフランプトン。気合は十分だったのですが、空回りしているというのでしょうか、少々体が硬かったようです。試合開始40秒、左ジャブの突き合いで打ち負けたフランプトンは、ストンと手をつく感じでダウンを喫してしまいます。その後何事もなかったように試合は再開されますが、その回終了間際、右パンチを被せられ膝をついてしまいます。2つのダウンからのダメージはなかったようですが、いきなり敵地で苦境に陥ってしまいます。

     

2回以降、左を中心にしたテンポのいいボクシングで主導権を握っていったプランプトン。3回にゴンザレスが低打で減点を科せられたため、前半戦でポイント上で逆転に成功しています。

中盤以降も切れのあるパンチ、動きで試合を試合していった英国人。9回、少々強引に攻めて行った所に何度かカウンターを貰ってしまいましたが大勢に影響はありませんでした。挑戦者は11回に再度、ローブローにより減点を科せられています。

   

初回に不覚のダウンを喫したフランプトンですが、その後は安定したボクシングを披露し、結果として大差の判定勝利を収める事に成功。2度目の防衛に成功しています。

先月、フランプトンへの挑戦権を獲得しているのがサウスポーの和氣 慎吾(古口)。フランプトンはこれまでに、2度世界王座を獲得しているスティーブ モリター(カナダ)や、2階級を制したウーゴ カサレス(メキシコ)等左構えの強豪に圧勝してきています。和氣がスピードで王者を苦しめる所までは想像できるのですが、それ以上は苦しいように思います。試合後、フェザー級への転向の可能性も示唆しているようですが、対和氣戦が実現の場合は是非日本でその雄姿を見せてほしいものですね。
コメント
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