今月11日、米国・フロリダ州で行われた試合結果です。
WBAウェルター級(レギュラー王座):
王者キース サーマン TKO7回終了 挑戦者ルイス コラーゾ(共に米)
*この試合は「勢いに乗る現役王者が元王者にストップし圧勝」、だと映像を観るまでは思い込んでいました。しかし実際に試合を見るとどうしてどうして。サーマン側からすれば大苦戦と思われてもしょうがない試合内容でした。
一戦ごとに評価を高めていたサーマン。中々の好スタートを切ります。しかしサウスポーのコラーゾも中々の立ち上がり。3回からは右ジャブを駆使しながら積極的に前に出ます。
4回、攻勢をとるコラーゾの前進が続きます。続く5回、挑戦者の左ボディーが効いた王者は逃げのアウトボクシングに転じます。コラーゾの非力な攻勢を明らかに持て余していたサーマン。挑戦者が自身の怪我のためにギブアップしたのが不幸中の大幸いだったでしょう。正式の採点はわかりませんが、かなり競っていたのではないでしょうか。ちなみに私(Corleone)は67対66の僅か1ポイント差でサーマンとしています。
フロイド メイウェザー(米)やマニー パッキャオ(比)の後継者候補の筆頭に挙げられるサーマンですが、どうでしょうかね。コラーゾは確かに変則的なスタイルを持つそれなりの実力者ではあります。しかしそれでもこの程度の相手に苦戦するとは。2年前にディエゴ チャべス(亜)をKOし、暫定王座を戴冠した頃は「いい選手が出てきたな」と思いましたが、最近は当時の勢いが失われているようです。個人的にはあまり将来性のある選手のようには思えません。
WBAウェルター級(レギュラー王座):
王者キース サーマン TKO7回終了 挑戦者ルイス コラーゾ(共に米)
*この試合は「勢いに乗る現役王者が元王者にストップし圧勝」、だと映像を観るまでは思い込んでいました。しかし実際に試合を見るとどうしてどうして。サーマン側からすれば大苦戦と思われてもしょうがない試合内容でした。
一戦ごとに評価を高めていたサーマン。中々の好スタートを切ります。しかしサウスポーのコラーゾも中々の立ち上がり。3回からは右ジャブを駆使しながら積極的に前に出ます。
4回、攻勢をとるコラーゾの前進が続きます。続く5回、挑戦者の左ボディーが効いた王者は逃げのアウトボクシングに転じます。コラーゾの非力な攻勢を明らかに持て余していたサーマン。挑戦者が自身の怪我のためにギブアップしたのが不幸中の大幸いだったでしょう。正式の採点はわかりませんが、かなり競っていたのではないでしょうか。ちなみに私(Corleone)は67対66の僅か1ポイント差でサーマンとしています。
フロイド メイウェザー(米)やマニー パッキャオ(比)の後継者候補の筆頭に挙げられるサーマンですが、どうでしょうかね。コラーゾは確かに変則的なスタイルを持つそれなりの実力者ではあります。しかしそれでもこの程度の相手に苦戦するとは。2年前にディエゴ チャべス(亜)をKOし、暫定王座を戴冠した頃は「いい選手が出てきたな」と思いましたが、最近は当時の勢いが失われているようです。個人的にはあまり将来性のある選手のようには思えません。