DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一翔、7戦目で世界奪取

2011年02月13日 09時23分57秒 | 日本ボクシング
先日11日金曜日、神戸ワールド記念ホールで行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
挑戦者井岡 一翔(井岡)TKO5回1分7秒 王者オーレイドン シスサマーチャイ(タイ)

*井岡 一翔がプロ7戦目で世界王座奪取に成功。戦績を7戦全勝5KOに伸ばすとともに、叔父弘樹氏も獲得したWBCミニマム級王座の座についています。

世界初挑戦も何のその。この選手に萎縮という言葉は当てはまらないようです。一翔が普段通りの落ち着いたボクシングを披露し、プロキャリアで大きく上回る(37戦)オーレイドンと互角以上の戦いを見せました。4回終了時までの採点が2対1(38-37、40-35、37-38)と割れていたのは以外でした。私(Corleone)は39対36で一翔を支持。3回のみ王者に与えました。

偉大なる叔父弘樹氏が苦手としていたサウスポースタイルにもまったく動揺しなかった一翔。最初の2回は左ジャブをテンポよく当てていき、3回以降は右をボディーに持っていきました。2つのダウンは共に左フックで奪ったもの。最初は顔面、最後はボディーで王者を仕留めています。

皆さんご存知の通り、プロ7戦目での世界王座奪取は日本最短記録になります。プロキャリアの少なさもそうですが、来月に22歳の誕生日を迎える一翔。その落ち着いたボクシングには毎回驚かされるのみです。最軽量級で長期政権を敷くのか、それとも本来のライトフライ級での2階級制覇を目指すのか。今後、一翔がどのような路線を歩んでいくのでしょうか。

この一戦にケチをつけるわけではありません。しかし前王者のオーレイドン。動けなかったのか、動かなかったのか、体がかなり重そうでした。
コメント
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