ライトヘビー級（12‐07‐08）

2008年12月7日現在のライトヘビー級王者たちです。

WBA：ウーゴ　ガライ（亜）
WBC：エイドリアン　ディアコヌ（ルーマニア）
IBF：チャド　ドーソン（米）
WBO：ゾルト エルデイ（ハンガリー）
OPBF（東洋太平洋）：ティム　ベル（豪）

同級NO1は間違いなくドーソンでしょう。今年は実力者グレン　ジョンソンとアントニオ　ターバー（共に米）を退け、現役ライトヘビー最強の地位を不動のものにしています。ジョー　カルザゲ（ウェールズ）もバーナード　ホプキンス（米）もこの選手とはやりたくないでしょう。
ドーソンがIBF王座に鞍替えしたためにWBC正規王者へと昇格したディアコヌ。自身の怪我のために、指名挑戦者シルビオ　ブランコ（伊/元WBA王者）との防衛戦を延期しています。
王者の中で唯一試合が決まっているのがエルデイ。1月10日にユーリ　バラシアン（ウクライナ）と11度目の防衛戦に臨みます。このバランシアンは7月にガライと対戦。大差判定負けを喫しています。またエルデイとガライは2004年と2005年に対戦。エルデイが両試合とも僅差の判定勝利をものにしています。
そのガライは先日、敵地ドイツに乗り込み、同地の期待選手ユルゲン　ブルーマーを退けています。来年中にエルデイとの第3戦が実現するかもしれません。
クレイジー　キム（ヨネクラ）の後継者ベルは今年の10月に同王座を獲得したばかり。PABA王座も同時に保持しています。14勝（内12KO）5敗1分けの戦績の持ち主です。

現在のライトヘビー級、ドーソン以外にこれといった話題がありません。これでカルザゲ引退は決まりですね。