キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

断捨離って何だ

2022年11月23日 | Weblog
今日は午後のプレシネが2本続いたので、1日中映画に捉われてる感じだったな。
邦題で「サボテンブラザーズ」と「底抜け大学教授」で後者は一度観たやつだった。
両方ともコメディなんだけどそれほど馬鹿笑いするような映画じゃなかった。

朝、妻と次男が平塚の病院へ行き、帰りにはお外で食事をするのを楽しみにしている。
部屋の片づけをしていたので、うっかり昼飯を食べるのを忘れそうになったが、豆腐と舞茸と若芽の味噌汁、白菜の糠漬け、切り干し大根煮、豚のこま切れをピーマンとシメジで炒めて、妻が作ったタレを垂らしたら、これが抜群に上手かった。
火の入れ具合委の好みがあるから、炒め物は自分でやらないとだめだね。
食後に無花果とかりんとうを食べた。

4時半に映画が終わって、本来ならば散歩に行くところなんだが、相撲があるし、片付けを30分してから相撲を観た。
何時も同じ上位の角力が勝つのも面白くなかったが、上位陣が弱いのも面白くない。
平幕まで含めて群雄割拠で、その内大関横綱に勝ち抜いた角力がなるんだろう。

晩飯はウルメ鰯のなめろうで、最近生きがいいのか旬なのか格別に美味いなあと思う。
大量にあるからこれで腹が一杯になるが、贅沢なもんだ。
ここ数日の呑み過ぎなので、オールフリーを飲んだのが惜しかった。
風呂吹き大根と大根と豚ひき肉の炒め煮もあり、やっぱり酒だよなあ。
食後に無花果とせんべいを食べた。

食後も片づけを9時までやって、随分父母の残したものを可成り処分した。
断捨離って言葉を知らなかったが、年を取ったら物への執着を捨て身軽になってあの世へ行くことと似てるが、身軽になると気持ちが軽くるってところを強調し、生きるほうに重きを置いているようだ。
ようやくそんな言葉を知ったけど、コロナで備蓄していなかった弊害が出て見直されているらしい。
小乗仏教の出家ではほとんど何も持たず、食べるものは喜捨を当てにするわけで、無ければ死んじゃえばいいってのが案外気に入っている。

母が残したものを整理して思うことは、家計簿など数十年に渡りきっちりとつけて残している。旅行に行った時の工程や収支や土産物などもきっちりと残っている。
武士の家計簿があれだけ楽しめたんだから、自分の家の家計簿はもっと楽しいはずで、折角あるのだから、夜、音楽を聴きながら目を通して楽しんでみようと思っている。

結局、一息ついたところで、クラフトジンを飲み始めた。
今日は松坂晶子のセカンドアルバム「つたわりますか」が着いたので、それを皮切りに聴きだしたが、3枚目のアルバムとは確かに違ってロックの色合いが濃い。
それでもこの子は総ての楽曲の作詞作曲をやっているから、大したもんだなあと尊敬して聴いているせいもあるが、評価の点数が甘くなる。
その後は、やっぱりお酒が入ると大人の女の色気が恋しくなり、真梨邑ケイのジャズスタンダードのベストアルバムを聴き、西島三重子の「浪漫」に行き着いた。

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