キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

共同体と機能集団

2024年05月19日 | Weblog
納戸の書棚から引っ張り出してきた2冊の小室直樹の内、最初に読みだしたのを放棄して別のを読了してしまい、やや虚脱感が在ったものの、最初の「これでも国家と呼べるのか」を読みだした。
昨夜はハイボールのせいで夜読めなかったが、10時に寝て4時に目が覚め早朝読書が出来た。
官僚の腐敗、更には腐蝕の構造がはっきりと分かった。
弟子筋に当たる宮台真司が、日本は法より掟が優先するということと同じなんだね。
本来機能集団であるべき官僚組織が共同体になってしまい、そこでは共同体の論理、いわゆる掟が優先されるってことで、目的合理的な判断がなされない。
その後、日本の財政についての話になったが、ここ数年MMT全盛で、その論理に従った本を読んできたので、小室財政論は僕の考えとは全く違う。
と云っても、10年前までは僕も同じ考えだったんだけどね。

6時半に起きて朝飯を作った。
塩鯖を焼き、シメジと豆腐と青葱の味噌汁を作り、胡瓜の糠漬けを切り、納豆、ウルメ鰯のなめろうで食べた。
最近は刺身の保存方法が分かったので、夜残った刺身をいい状態で朝飯に食べることが出来る。
刺身は炊き立ての飯と味噌汁と漬物で食べるのが格別に美味い。


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