キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

夕暮れの街を歩いた

2022年06月16日 | Weblog
二日酔いが少し良くなったと思ったら、ワインを10本試飲したので、それに純粋な試飲ではなく、食事をしながらの試飲だったから、吐き出すこともなく飲んだ。
料理との相性などを検討しながらなので、各ワインを3,4度は飲み、トータルすると結構な量になっている。
4時間飲んでいたので、ワインの経時的な変化も分かるから実践的だった。

南仏のサン・シニアンは地中海から少し入った山間の地域で、気候が冷涼なために、南仏の割に締まったワインが出来るので、以前から好みの地域だ。
フランス人の気質のせいなのかワインは端正で洗練されている、その代わり爆発的な風変りさがないので、今、イナリヤトが扱っているカタロニアのワインとはちょっと違う。
カタロニアはアントニオ・ガウディ、ダリ、ミロを輩出していることを思えば、その気質がご理解いただけるのではないか。

昨夜は1時過ぎに寝たが4時前に目が覚めてしまった。
久し振りにYouTubeで最近の動向について視聴したが、何でこんな円安になっているのかと不思議だ、国内の物価が上昇しているのに、通貨量を調整しないのか、経済的にもシュリンクさせたままで、中小企業が売りに出ているのを外国企業が買収しやすい状況にしておいていいのか、あるいはそれが狙いなんじゃないかとさえ疑ってしまう。

豆腐と若芽と分葱の味噌汁、鰹の刺身、胡瓜の糠漬けで飯を食べた。
相変わらず音楽を聴きながら9時半までだらっとして、JA湘南へ行こうと思ったら雨が降っていた。
10時過ぎまで待って、小やみのところを出かけたが、野菜少なかったなあ。
胡瓜を買って帰ってきた。
先日買ったズボンの裾上げをしようと思って、妻に鋏を借りたりアイロンを出したりしてもらったが、どうにもうまくゆかず、昼飯を僕が作ることになり、妻が裾上げをやることになった。
昨夜作って残った鯵の唐揚げをグリルで焼き、茄子の酢揚げを温めて、野菜あんかけをかけた。
スープは若芽に卵を流した。
胡瓜の糠漬けを出して、それが昼飯だった。
鯵が4匹分あったし、十分だったな。

昼からは町内会の会議があり出かけた。
1時半に始まり5時に終わった。
その後、楽天モバイルの中継基地の件の打ち合わせや、交付金について教えてもらっていたりして6時近くになって仕舞った。
夕暮れの街を歩いたが、いつもは葛川沿いを歩くので新鮮だった。

晩飯は大根おろしとシラス、板わさ、とろろ芋だったので「菊正宗」を冷やして呑んだ。
とろろ芋というのは凄く腹に溜まるもので、妻は紫色の十穀米を喰いたくて、とろろには手を出さなかったから、一人で平らげ、ほかのものが喰えなくなった。

今日着いた小室直樹・山本七平「日本教の社会学」ビジネス社を読んだ。
これは1981年に講談社から出たのを2016年にビジネス社が再販したもので。
橋爪大三郎が初心者にはこの本から読むことを進めていて、その時に買おうと思ったが、なぜか買わなかった本で、6年振りに入手したわけだ。
1981年といえばハワイに駐在した年だ、その頃は小室直樹を知らなかったが、もし知っていれば違った道を歩いていたかもしれない。
人(本)との出会いは生きているうえで最も大切だと思う。

ティーチャーズを飲みながら、奥の8畳で音楽を聴いていたが、眠ってしまったようで、11時に気が付いて2階へ上がって寝た。

イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます






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