キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ロシャレルと菊鷹

2016年03月30日 | Weblog
夕刻、ロシャレルのサンプルを試飲する。
昨年二月にジェイダのB to B ミーティングで知り合い、ボデガを訪ねて試飲をさせていただき、幾つかのワインを気に入ったが、昨年はイントロダクションラインの輸入をスタートし、暮れに109という109ヶ月瓶内熟成したトップカバを取り扱った。

ボデガで美味しいと思った、999 Rose Brut Natureと790 Reservahaそれなりに美味しかったが、一番感心したのがA Pel Blanco というサルファーフリーの白で、色は薄い褐色で濃厚な味わいを連想させ、最初CO2の感じが舌にあり、アフターテイストに切り干し大根のような、太陽と乾燥した大根の香りがあった。

課題となっていたアンフォーラで醗酵熟成させたXarelloはアカシア蜂蜜の風味が感じられ、奥行きのある落ち着いた果実味が良かった。

A Pel Tinto2013は、サルファーフリーで、粉のような赤の感じがあり、好ましい印象で、こなれていて美味かった。

Mas Cargolsha2008は、ブルゴーニュのピノとはやや違うが、それでも熟成感とたっぷりした果実が魅力的で、今回の赤の中ではもっとも好ましいワインであった。

夜、湘南の友人がお疲れ会を開いてくれ、朝どれの〆鯖、塩焼きの鯖、芹胡麻和え、ポテトサラダ、焼きシェーブルのサラダを肴に、菊鷹を燗して飲んだ。燗酒用に作った菊鷹はいただけなかったが、純米吟醸を燗にするとしぶとい酸が果実味を包み込み、奥行きのある味わいとなって美味い。

5年ほど前に生酒を冷で呑んでから、その美味さに開眼し、5kgほど太ってしまった。
中性脂肪が1,237になり、このカロリー摂取過多の要因の一つが酒の呑み過ぎである事はまず間違いなく、燗にして摂取量を減らすことにした。
冷を飲む前は、大七純米生酛造りを燗にして飲むことを無上の喜びとしていた。

折角燗にするのだから、酒器は良い物を使おうと、家で飲むときには備前の気に入った徳利と猪口を使っているが、大七を飲んでいた頃は薄手の白っぽい磁器の徳利と盃が好みであった。
多分、薄手の盃のほうが酒量は進まずダイエットには向いていると思う。

最後に、特性カレーうどんを食べたが、いくら燗酒にかえても、仕舞いにこのようなものを食べたら意味が無い。
だが、美味かった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする