キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

チヨノミクス

2014年06月18日 | Weblog
昨夜は久し振りに野毛に行き、福家から萬里へとゴールデンコースをたどって呑んだ。
夏になったので、ビール、ウイスキーソーダを呑んだためか今朝は思いのほか快調である。

昨夜一番驚いたのが一千代に人が入って盛っていたことで、梅雨の椿事に一瞬見とれていた。
夏は鰻冬は河豚と福家と同じ営業品目で、20メートルとは離れていないが親方同士は親密な関係にある。
何時もは暗く静かなたたずまいなのだが、ぱっと咲いた紫陽花のような明るさだった。

野毛の老舗が復活するのは嬉しい。
もう15年も前になるが、取引先の先輩からここで河豚のコースをご馳走になった。
毎年冬になると一千代で河豚を食するのが恒例だったようで、かつては大変盛っていた店である。

しかし急に何故盛ったのだろうか。
入り口に張り出してあった価格表を見ると、なんと鰻丼2,000円とあった。
これに釣られて皆さん入るのかもしれない。
この先何時鰻が喰えなくなるか分からず、しかも二年前からシラス鰻の不良で鰻屋が一斉に値上げをして高値であるときに、破格の鰻丼は何とも嬉しい。

福家の親方が、チヨノミクス効果かとつぶやいていたが、デフレ誘導のほうが消費行動は活発になるようだ。
コメント
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