キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

蕎麦に合うワインはあるのだろうか

2012年11月16日 | Weblog
ボージョレ・ヌーボー解禁前の晩、ジャン・フィリップと貿易担当の女性三名と利休庵に行った。ジャン・フィリップは鮨を喰いたいとの要望であったが、5人で行ける鮨屋は無い。あったとしても美味くないだろう。鮨屋は3人が限度、カウンターのコナーを利用しても4人までだ。確かに割烹鮨を標榜しているところもあるが、折角日本で鮨を喰うなら小体な店で、親方が握った鮨を片っ端から喰ってゆくのが望ましい。

ということで蕎麦屋にしたわけだ。この日利休庵は大賑わいで、5人席が一階では確保できずに二階の座敷席に上がった。このごろ何処でもそうだが、畳に直に座らせるところが減って、椅子と机が置いてある。足腰が悪い年寄りが増えたせいだろう。年寄りとは思ってないが私も、畳に座ることはひじょうに困難である、ましてやそこらか立つとなるとさらに大きな困難を感じる。

菊正宗生一本の燗を頼み、何時ものようにエシャレット、トマトサラダ、蒟蒻味噌おでん、焼鳥、蛍烏賊と鰯の味醂干、鰤大根を肴にし、途中で蕎麦焼酎の蕎麦湯割りに変えて、蕎麦は温かい牡蠣蕎麦、デザートは蕎麦ぜんざいで〆た。

解禁日当日、ジャン・フィリップは幕張メッセの65+でのボージョレ・ヌーボー展示販売会に出かけ、我々はシャンパーニュ・バロン・フエンテのエリック・ド・ブリシスを会社に迎えた。昼に駒鮨でバロン・フエンテ・グラン・レゼルバと鮨のマリアージュを行い、合わないといわれている雲丹もかなり美味しくいただけるのを確認した。今日はこれから札幌に出かけ、数馬でセミナーとバロン・フエンテと鮨のマリアージュの会を行う。昨日の駒での予行練習で今日の方向性が出来ているのが心強い。鮨とワインの相性の可能性は何となく分かってきたが、果たして蕎麦に合うワインはあるのだろうか。蕎麦掻と酒がよく合うのだからワインにも何らかの可能性があるはずだ。




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