キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

大阪の和食

2012年04月12日 | Weblog
大阪は和食のレベルが高いのですが、すきやばし次郎が握らない鯛と蛸はことのほか素晴らしいです。今は桜鯛のシーズン真っ盛りですが、お造り、かぶと蒸しなど、のっこみの鯛の味わいをダイレクトに感じられるものが特に好ましいですね。昼、ヒルトンホテルの源氏で知人にご馳走になった時には、お造りにあわせて常きげんと朱雀門の癇をいただきましたが、油の乗った桜鯛と辛口の朱雀門の取り合わせは抜群でした。
夜はお取引先と会食をして、ワインの前にお造りに大阪の秋鹿の人肌燗をあわせましたが、これはまたこれで結構でございました。

ワインは、アルザスの4品種混醸のやわらかで熟成感のあるものを最初にいただきましたが、最近の流行らしく、ちょっとタリケの4セパージュを連想させるものでした。次のサンセール2002はソーヴィニョンの熟成した心地よい感じのなかに鮮烈なフルーツがあり、2002が当たり年だと教えられました。
海老のてんぷら、ビーフカツレツ、アスパラ、空豆、蓮根しんじょう等に合わせましたが、ワインが熟成しているとき、思いの外何にでも合うのを改めて感じました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする