キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

全日空寄席

2012年04月09日 | Weblog
先日札幌へ出張したときに全日空寄席を聴きましたが、四月の演目は古今亭菊之丞「湯屋番」と三遊亭円生「花筏」の二席でした。

菊之丞は3年前に初めてこの落語家を聴いて感心した演目で、女形の話しっぷりが抜群で、この録音も相変わらず絶好調でした。円生の「花筏」は1970年代の録音で、今の落語の話しっぷりに比べてどこかのんびりしていて、間が何とも言えず良かったですね。最近の落語家が立て板に水のように話すのは、テレビに露出の多い関西芸人の影響を受けているのか知れませんが、晩年のいとしこいしの間にも何ともいえないおかしみがありました。

さて、今日は昼休みに大岡川の桜見物に出かけますが、小さめの花筏が川を下ってゆく姿も眺められることでしょう。







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