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本・梨木香歩 「春になったら苺を摘みに」

2011-07-10 21:00:48 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

       春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

 作品の紹介
「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続ける―物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。「Google ブック検索」より

 色々なことが書いてあります。
今までもこういう経験はしたことがないし、もう、これからはないでしょう。なことが・・・

「このカナダでさえ、ふとしたときに軽い、ごく軽い東洋人蔑視の気配のようなものを感じることがあるのは、私だけではない。長く住めば住むほどそれをどこか当たり前のように受け入れてしまう。何十年もこの国に住んでいる日本人に、私は皆共通の、優しい翳りのようなものを感じてしまう。それは同じく長く異国に住んでいるといっても英米に暮らす日本人の身につけるある種の押しの強さとはまた別種のものだ。」

東洋人ですから・・・海外に出ると短期の旅行者でも多かれ少なかれ感じます。
それがイヤだからもう海外旅行は絶対にしない!って方、いました。駐妻中にもいろんなことがあったみたい・・・案外今はケロッとして旅行しているかもしれませんが。

大枚はたいて何もイヤな思いをしに行くことはないとは思いますが・・・多少いやな思いをしても行ってみたいが勝って・・・

そんなところに食いつきました。

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原生花園・・・

2011-07-10 05:47:15 | まとめて 北海道の旅
 

                     自然のまんまの  原生花園  

    106号線沿いの休憩場所 こうほねの家 晴れていたら利尻島、礼文島がみえるのです。 

                

    





 

                   サロベツ原生花園   のバス停



       ドライブ中  サロベツ原生花園 サロベツ湿原センター  を発見!

今年4月にオープンしたばかり 環境省の施設です・・・か? 

自然観察路の木道が続いています。歩きたいですね~♪ 

センターの中には国立公園の見どころや自然についての紹介、歴史など解説、展示されています。

晴れていたらと、また言ってしまいますが ここからも 絶景が・・・

 

 

                  ひろ~~~~~~い 北海道っ!   

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本・片桐はいり 「グアテマラの弟」

2011-07-09 21:28:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

        グアテマラの弟

 作品の紹介
甘苦い人生もポコアポコ。外国を知らなかった父。家事に明け暮れ続ける母。異国の人となった弟。―旅と家族をめぐる名エッセイ。「Google ブック検索」より

 弟さんは大学の夏休みに放浪の旅に出て、大学院まで出たのに中米グアテマラに自分の居場所をみつけて、行ってしまったそう。現地の方と家族を作り住み着いたんですって。

中学に入る頃から年子のこの姉、弟は喧嘩もできないくらい仲が悪く、ひと言も話さなかった・・・に。 えーーー! 同じ家に住んでいてーーー? 
私事ですが、弟たちとは特に仲良しではないですが、喧嘩なんかしょっちゅうしていましたわ。だからびっくり!って家がおかしかったのかな??? そりゃいろいろな家庭がありますからね。。。

弟さんが暮らしているのは首都のグアテマラ・シティではなく標高1500メートルの美しい町 アンティグア 
あっけらかんとした場所があっていたのでしょうか?知りませんが、楽しそうです。それに弟さんはそこにはなくてはならない人になっていました。
日本人のバックパッカーも多いのです。

アシタマニャーナ は アシタ・マニャーナ と書くのね。ずいぶん前に知っていた言葉で、両手をニャンコみたいにして使っていたけれど、のちにそういう番組があって、お!アシタマニャーナだ!なんて、言っていたのを思い出しました。なんで知っていたのかは不明!でも意味はあっていましたよ。

ちょっと前に、モアイが好きでイースター島に移住し、観光ガイドをしているご主人とホテルで働いている奥様とのことをテレビで見ました。お住まいがあまりにすごいことになっていて、びっくりしましたが、住んでいる人がそれでよければ良いわけで、やっぱり好きなモアイのそばにいて幸せそうでした。南米だっ!

お年寄りだって年金で楽に生活できるからって、東南アジアで過ごしている方たちもおいでだから・・・

はいりさんはほんわかりんとしてテレビや映画でみるまんまの方?と・・・そして豊かな方なんだろうなぁ~と。

もう一冊あります。「かもめ食堂」で行った北欧のおはなしが・・・


 今日も暑い一日でした。まだ普通の靴は履けないからお出かけはスーパーだけ~ 

動くと汗かくかきますでしょ、だから・・・いちばん涼しいところにマット敷いて、寝っ転がってじっとして読書  

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日本最北端の宗谷岬へ・・・

2011-07-09 05:43:46 | まとめて 北海道の旅


ホテルでお食事をしてチェックイン! すぐに向かった先は 宗谷岬! この時は晴れていたのです。が、すぐに曇り始め、しまいにはポッツラポッツラ・・・かと思えば晴れてきました。よかったよかったと思う間のなく今度は霧です。まぁ忙しい、なんでもありのお天気でした。

                        宗谷岬 

                       日本最北端の地

         


                      大岬旧海軍望楼 
「明治35年(1902)、旧日本海軍は宗谷岬に望楼を建築した。この望楼は宗谷海峡を一望にし、形は船のブリッチと云う異色のもので、石材をコンクリートで固め、いかにも国境の備えにふさわしい監視所でした。
明治38年、日露戦争がはじまると望楼の役割も一段と重要性を増し、海軍無線電信所が併置、樺太上陸特別派遣軍の第13師団海上輸送護衛の通信連絡に従事し、日本海海戦の折にはバルチック艦隊通過の可能性があることから監視に重大な責任が課せられていた。当時世界最強といわれたバルチック艦隊は結局、東支那海を通過したため宗谷海峡を通ることはなかったが、日本海海戦に破れて敗走して来たロシア軍艦「ノーウイック号」と日本海軍巡洋艦「対馬」「千歳」が宗谷沖で戦った時、大いにその真価を発揮した。」稚内市ホームページより



                       間宮林蔵像

              

                   日本最北端の郵便局と寿司屋

 

                   白い道は ホタテの貝殻 だそうです。



                         風力発電の風車 

 

ここが日本の最北端。
そういえば短大のサークルの先輩が稚内の人でした。稚内と聞いて おー! と歓声があがったのですが、当のご本人は何にもない、な~んにも!と。
部長でしたが、デぶっちょうと呼んでいたのを思い出しまし、あっ!ヒールが折れちゃった!なんてことをよく言っていました。
稚内でも北の方って言っていたから、いるかなぁ~なんて思いましたが会ってもきっとわかりません。かわいがってもらった覚えはありますが、何しろ短大だから半年くらいしか一緒にいませんでしたものね。

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本・宮田珠己 「だいたい四国八十八ヶ所」

2011-07-08 20:57:20 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

       だいたい四国八十八ヶ所

 内容紹介
一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)、いっぱい歩きたいを理由に、四国八十八ヶ所を歩いた、非本格派歩きへんろ旅。

 だいたい・・・? ってことは・・・どういうこと? それに私はきっと四国八十八ヶ所は行かないなぁ~・・・だから、と思って読んでみた。 ファンですから 

そして、  だいたい四国八十八ヶ所  この素晴らしい、力強いタイトルは、細かいところにとらわれず、大きな気持ちでのびのびと未来に向かって歩いていってほしいと言う、子供たちへの切なる願いがこめられているそうですよ・・・

歩き始めてまもなく、靴が壊れたりマメができたりで、後ろ向きに歩いてひっくり返ってそのままゴロンと勢いよくころがって頭をうって、それでもヒマラヤみたいな素晴らしい景色を見て。
ジメジメ季節には蛇がマムシが、巨大ミミズが・・・って話を聞いて。

地元の方たちのご接待に感謝しつつずんずん歩く・・・何十回も旅行で日本に来ている友人の香港人は、日本のどこが一番良かったかと聞くと、四国と即答するそうです。

ニューヨークから来た67才のオランダ人のヘレナさん、日本語わからないのにお一人で・・・すごいな~
石手寺はわからない写真も載っていて面白いのね。
敢て前後ずらして夏に言った四万十川は えーカヌー・・・海で泳いで・・・?「ここで泳がないでどうするか」わかる、きれいな海は見ているものではありません泳ぐもんです。。。か?なんだぜんぜん歩いてないじゃん!

へ~高知はそうなんですか。お遍路にはあまり関心がない?

もう飽きた、早く帰りたい、寺なんて同じだ~もう民宿も泊まりたくないと 言うことは後ろ向きだけど歩くのはすたすたと早い人。いい感じ!

最後は八十八番札所から一番札所に戻って一周 歩いているときは無心になれるからいいと言った人もいて、なんとなく興味は持ったのかなと思ったけれど、タマキングの本だから楽しく読んだだけのような気もしているので、とびっきりな事が起こらない限りお遍路さん・・・しないなぁ~

お遍路さんって歩くのかと思っていたけれど、バスや車や自転車でも・・・四国遍路の杖は弘法大師お姿とか化身とか言われているんですって。

 写真がとてもいいです。笑えます。

 半世紀以上生きてきて、まだ行ったことがないのは たぶん・・・
富山/石川/福井
鳥取/島根/岡山/広島/山口
徳島/香川/愛媛/高知
福岡/佐賀/熊本/大分/宮崎/鹿児島
けっこうありますね。親戚も居ないし、もう転勤もないから行かないかな?

高校生の頃から行っていた伊豆七島 全部行こうといきまいていたのに、大島・三宅島・八丈島・新島・神津島でおしまいになり、利島・御蔵島 は行かずしまい。どこかの島に泊まったときに船出して連れて行ってくれるって話があったのだけれど、しけていて行けなかったのね。

気に入ると同じところばかり行くのです。。。    

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稚内のホテル

2011-07-08 05:43:21 | まとめて 北海道の旅
                        稚内全日空ホテル 

            

 

客室は11階まで。予約はいちばんお安いツインルーム。株主優待なんて手を使ってさらにお安くなったのに10階のこんなに景色のいいお部屋でした。

 

客室は清潔。アメニティーも充実。駐車場に関してはホテル前のはちと狭く、チェックインの時はがらがらだった駐車場も夜には満車。通りを挟んだところにも駐車場があり、こちらは広いっ!
「わ」ナンバーがたくさん止まっていました。

     

     

船の始発が6:30 朝食はそれにあわせて早朝からいただけます。当初の予定はその船に乗るはずだったから・・・その船が出港して行きました。 

 

       

       

お久の失態! 旅行中はいつもお部屋の鍵やらなにやら私が管理しているのですが、いっぺんに荷物を3個持つとそのうちの1個はおやおやになりますから、今回、松葉杖なんか持っていましたからなおさらの事と、すっとこどっこいを弁解しておいて・・・

お部屋の鍵を持たずに廊下に出ました。バタンっ! ギョギョっ! しまった。しまったのはドアだけではありません。
ガチャガチャ鍵がたくさんついているので開けていただきました。

とてもいいホテルでしたから、稚内に来ることがあったら、と言っといて、たぶん稚内は最初で最後かな? 北海道はひろ~いですからまだ行ったことのないところがたくさん。だから来ないかな・・・でもいつか来ることがあったらきっとまた泊まるでしょう。

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本・中島京子 「花桃実桃」

2011-07-07 05:32:56 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

         花桃実桃

 作品の紹介
40代シングル女子まさかの転機に直面す。昭和の香り漂うアパートでへんてこな住人に面食らい来し方をふり返っては赤面。行く末を案ずればきりもなし...ほのぼの笑えてどこか懐かしい直木賞作家の最新小説。「Google ブック検索」より

 こういうほんわかりんなお話が好きです。

そして 幽霊 でますよ。やっぱりほんわかりんと現れます。あら、ま!幽霊さんでしたか・・・? 

幽霊が出したお食事を幽霊と共にいただく・・・本当に食べたんだから・・・そうよね?

整形高岡日名子は・・・自分いじっていると他の人もきっといじっているに違いない、なぜならいじらずにあんなにきれいなわけはないんだから。。。て、これ聞いたことあります。
芸能人じゃあるまいし、そんなにいじっている人なんかいるわけないじゃん!って、思うんですけれど・・・
短大出て就職し、わりとすぐに耳に穴を開けた時、父は卒倒しそうになりました。その穴ほったらかしておいたらどうやら埋まっちゃったみたいです。ってことで、卒倒父のお年頃になった今・・・顔をいじるなんてもったいない。まんまでいい味出ると思いますけれど。だいたいこの年になると中身です。と言っているこの本人、カランコロン♪ 鳴っておりますが知ったこっちゃない 

大家さん稼業もなんだかんだとあっても、けっこう楽しそうですよ。

建物が変わった場所にあるから、それでもいいんです。ってお住まいの方々・・・ちょっと変わっていますかしらね。

お父さんの ねぇ~・・・の雨宮李華さんはいつも走っていて、その挙句止まっている車にぶつかって骨折。なんだかな~ この時期にそういうの読んじゃうと、似ているとしか言いようがないのです。

高校の同級生の尾木くんとの話も面白い。

バーテンダーとはバーのテンダー・・・
「テンダーとは優しいって意味でね、人の涙を自分の涙と感じる能力から来る言葉だそうだ。自殺を考える人が人生最後に立ち寄るのがバーで、章言う人に旨い酒を出すのがバーテンダー」by尾木

最後に書いてあった。 「酒も人生も、馬鹿みたいに甘くはないのだから。」   

こういうのふだん しらんぷり しているから、たま~に誰かが言ってくれると・・・ 

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本・池井戸潤 「かばん屋の相続」

2011-07-06 06:14:06 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          かばん屋の相続 (文春文庫)

 作品の紹介
池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに?表題作他五編収録。「Google ブック検索」より

 池井戸作品は長編で慣れていたので。。。え?もうおしまい。おしまいだけどもっと読みたい!

十年目のクリスマス・・・「あなたは架空在庫に巨額の火災保険を掛けて、保険金を受け取った・・・」
コンサルティング名目に隠された保険の内容の確認・・・そうでしたか、銀行をだます。
バンカーとして言うべき事があるはずだったけれど、十年たって・・・

セールストーク・・・支店長がね~・・・

手形の行方・・・女はやっぱり怖いのね。だから言ってるじゃない不倫はダメだって。。。

芥のごとく・・・これはとっても切ないです。。。  そんなことになるんだったら・・・そんなに頑張らなくても、潰しちゃえばよかったのに。

妻の元カレ・・・そんなこともあるでしょ! 

かばん屋の相続・・・これはもしや京都の・・・?
ずいぶんニュースになりましたもんね。特にファンでもないしって、お品物一つも持っていないしお店に行ったこともないけれど、こういうお家騒動って興味があるんです。
カ県ヨ市にもあったような・・・?こちらのは中ポッケが使いやすいから大昔から使っていました。ある日、そういうことでしたか~?と・・・

 雑誌連載物が一冊になるのを待ちます。

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空 羽田から稚内へ

2011-07-06 05:47:00 | まとめて 北海道の旅




 

 





当初の予定は稚内に2泊して利尻島か礼文島に船で渡る!でしたが、取りやめて2日目は旭川泊。ですから利尻富士は飛行機からだけ。ちょっと残念でしたが、美しい姿を見ることができてよかったよかった。

到着し  レンタカーでドライブ・・・ このあと、ボキャ貧の私が  雄大  としか表現できない景色が待っているなんて・・・もう、びっくりして感動!

 

電波を発しない電子機器はOKです。って時でもフラッシュはNG。
以前フラッシュNGの場所でおやじがフラッシュ光らせたのを私かと思われ注意をされたことがあります。もちろん濡れ衣ですから、あのおやじですっ!と、キッパリ。
今回もルールを守って撮っていたのに、スッチーがすっ飛んできて 何がみえたんですか?と意味不明なことを聞いてきた。は?景色ですけど、なにか? 

私としては見てはいけないもの、すなわち翼にかじりついて人がハタハタしているとか、コバンザメのようにもう一機小さいのが密かにくっついていたとか、雲の上の仙人とか・・・? そんなまさかの景色が見えたのなら ○ッピーだったけれど 

後ろのおやじがピカッとやったのだ。またしても濡れ衣。おやじに注意はしずらいのか?そうね、キレて大声出すのがいるから・・・おやじのなかには 

稚内空港へはほぼ満席の全日空機で飛びました。帰りの飛行機は旭川発、全日空予約のエア・ドゥ機。こちらはたぶん満席でした。コードシェア便であることを認識していないと おぉーっ? なんてこともあります。で、帰りは 白くまさん でした。

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本・中島京子 「さようなら、コタツ」

2011-07-05 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

         さようなら、コタツ

 作品の紹介
ささやかな夢をたくしたこの部屋に思いがけず訪問者はやってくる―。人生はせつなくて。おかしくて。いとしくて。さまざまな手触りの人間模様を描いた7つの物語。1つ1つが味わい深い上質の短編小説集。「Google ブック検索」より

 中島京子さんは「小さいおうち」を図書館で予約したら1000番台、やっと800番台にあがって来たのです。じゃ!ちょっと他のを読んで待ちましょう~と「さよなら、コタツ」は図書館ぷらぷらでみつけた本。

この本の裏タイトルは・・・へやのなか だそうです。


女の子どうしが恋人の へや。 

なかなか恋人ができなかったけれど、やっといい人がみつかった へや。 

奥さんが出て行っちゃった へや。 

結婚式が迫っているのに昔の恋人が入った へや。 

もうすぐ取り壊されるアパート、お隣の部屋の女の子が訪ねてくる へや。 

お相撲さんの へや。 

十条にある一人暮らしのおじさんの へや。


いろんな人がいて、いろんなことがある。当たり前のことだけれど、人生は一度きり・・・いっぺんにはなかなか経験できないこと。

あれがそれでそれからどうして、どこの角を曲がってどこの道を・・・と細かくかかれているので、そうなのね。と、読みました。


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本・群ようこ 「三人暮らし」

2011-07-04 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

        三人暮らし

 作品の紹介
マサミ、25歳。そろそろ家を出たいけど、母親がうるさくて踏ん切りがつかない。そんなとき、高校時代からの友人ミホからハウスシェアをもちかけられた。ミホの同僚リョウコも誘い、築26年の一戸建てで始まった三人暮らしは、家事分担も近所づきあいも、はじめてのことばかり―。幸せな暮らしを求めて、同居することになった女性たちが紡ぐ夢と現実。いろいろあるけど、ちょっと羨ましい十の物語。「Google ブック検索」より

 ホント・・・羨ましい。
家を出たのは結婚する時!こういう経験がなかったから 損した 感じ!
正直、売れ残りと言われていた時に一度や二度出た話だったけれど、そういうのいいよね~!で終わっていたのです。

「うちの大黒柱」は用心棒が居るみたいだし、のっけからいいなぁ~が始まった。

「噂の三人」は、売れ残りが話していたのはきっとこういうことだったのかな?と、思い・・・ 

「バラの香り」 はほのぼのでいいなぁ~、こんな出会いがあったらいいよね。と・・・

楽しく読めました。。。

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本・森絵都 「アーモンド入りチョコレートのワルツ」

2011-07-03 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
          アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

 作品の紹介
ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。「Google ブック検索」より

♪ 子供は眠る
いとこの別荘で楽しい夏休みを・・・逆らったりしたら次の年はよんでもらえない。でも、最後はねっ・・・

♪ 彼女のアリア
旧校舎のピアノ 不眠症のテーマ曲が・・・好きだった世界からの卒業

♪ アーモンド入りチョコレートのワルツ
サティのおじさんはワルツだけ・・・強制送還されました。


森絵都さんの作品は初めて読みました。最初に目指したのが児童文学だったそうで、児童文学の賞も数多く受賞されている作家さんなんですね。


 軟禁中たくさん本を読みました。たまっちゃったので  して行きます。

ヒマンジ太りすぎ! 子供じゃないから ・・・ 改めて ・・・ ヒマジン太りすぎ!  

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本・有川浩 「三匹のおっさん」

2011-07-02 04:41:36 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

       三匹のおっさん

 作品の紹介
「三匹のおっさん」とは...定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ。柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、工場経営者ノリ。孫と娘の高校生コンビも手伝って、詐欺に痴漢に動物虐待...身近な悪を成敗。「Google ブック検索」より

 文句なく 面白かったっ!

こういう爺さん好き!あ、おっさんでしたっけね 。。。 清一の奥さんの芳江もいい。 

子供の頃 剣道爺さん いました。
警察や中学や子ども会で剣道教えていましたっけ。弟たちも弟子でした。私もやりたかったけれど、何言ってんの女の子がっ・・・そんなこと言われたって、ベーゴマやメンコやビー玉ころがしやってましたよ。お人形でなんか遊んだことは、たぶんなかった。

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本・小川洋子 「薬指の標本」

2011-07-01 06:01:54 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

        薬指の標本 (新潮文庫)

 作品の紹介
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡...。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは...。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。「Google ブック検索」より

 「薬指の標本」薬指の先が欠けてサイダーが染まる・・・始まります。
やっぱり静かに進みます。読み終わって 夢に出そう! そして出ました。まるで映画を見ているように・・・
標本室で働く事務員のわたし と 標本作りをする弟子丸氏 少々気味悪く、美しく、不思議な世界。
靴は? 保存液・・・最後の余韻がなんとも言えず・・・どうなるの・・・?

「六角形の小部屋」 不思議・・・何かの宗教だろうと思ったけれど、ちゃんとそこん所は尋ねていましたね。
でも、あっという間に消えてしまったし、必要だと思う人だけがやってくることができる。やっぱり不思議。

 いつもいつも、なんだか訳のわからないことを書いておりますが、 備忘録  です。

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