



バイトからのたたき上げである鮫島静緒は、百貨店の洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた30代半ばの苦労人だ。洋菓子以外にも手がけたフロアリニューアルが成功し、契約社員から晴れて正社員になったはいいが、突然の人事異動で男性ばかりの外商部に唯一の女性として配属される。実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、それまでに彼の顧客との太いパイプを繋げるべく、さまざまなメンバーが集められたのだった。これまで仕事では成功を収めてきた静緒だが、プライベートでは同僚・神野と別れたバツイチの身。勝手が違う外商の世界に戸惑いつつ、交渉成立を目指してお客様のところに足を運ぶが―。

富久丸百貨店芦屋川店が舞台 そこの外商で働く鮫島静緒のお話
え?ゲイだったの? 紫が好みらしいわね。一緒に住むんじゃ安心。
傑作だったのは特賓会当日の事、やるじゃん!
葉鳥の匂いはそういうことだったか・・・
外商がそこまでやるの?って知らないことがたくさん書いてあって、楽しかった。
学生時代にI袋のPaルコの銀座Y楽器でアルバイトをしていたときに、トイレは何番、お食事は何番とか、流れる曲に情報が入っているのは知っていたから、そぅだった・・・と。
デパートは大好き、最近はデパ地下しか用事はないけれどわくわくする。その私以上のわくわくをお年とともに奪われた母はちょっとかわいそう。一人でいそいそ行けなくなっちゃったからね。
子供の頃の静緒さん・・・開店前から待っていると魔法のドアがあいて・・・今は反対側でドアが開くのを待っているのね。
開店直後に入るのは苦手・・・歩く先々みんなしてご挨拶してくれるから、ツンツン歩くわけにも行かず、どーも・・・なんてしながら歩くの面倒。だから、10分後くらいに入る

