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本・平安寿子 「もっと、わたしを」    

2013-09-10 07:33:27 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

          もっと、わたしを (幻冬舎文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
口べた堅太り優柔不断。お世辞にもモテるとは言えない真佐彦がトイレに監禁されたのは、なんと彼女に二股がバレたから。ドアの外で二人の女が言い争うド修羅場の中、いつしか真佐彦は「自分が求められている」幸せを感じ始めて―。イケてない五人五様の人生を、優しさとユーモアで描き出す、著者真骨頂の傑作リレー小説。

 いけないあなた / ノー・プロブレム / なりゆきくん / 愛はちょっとだけ / 涙を飾って

ぐるりとつながって、あれ?この人は・・・? が、次に登場しているお話。そんなもんだから、あーそういうことね~ふむふむ!

いけないあなたの二股かけてトイレに監禁されちゃう江口、ノー・プロブレムの顔のいいよしりん、なりゆきくんのガテン系に落ち着いた正太、愛はちょっとだけの男をその気にさせる顔と言われちゃった絵真、涙を飾っての十歳の進のお母さん理佳・・・

憎めないあららな人ばかりが登場しているけれど、それもおおいにあり!?

色々な人がいるから色々あって面白い。

またしても、楽しんじゃいました~ 

解説は奥田英朗氏
女流作家は苦手だそうで・・・平安寿子さんはそうでもないようです。
女流作家か嫌いというわけではなく、苦手!
なんかわかるような気がする  と、女流作家物ばかり読んでいる私が言うのもおかしいような気もしますが・・・と言っといてそうでもないです。
奥田氏のおっしゃる女流作家は・・・苦手・・・だと思う。
例のところでブワァ~と現れたのはやはり あの方・・・デビュー当時の作品は結構読んでいたけれど、最近はブログの愛読者  
解説読んでもりあがってしまった。精神科医の伊良部のファンです。


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