日本唯一の窓絵だそうです。
「教会の窓を飾るといえばステンド・グラスですが、この教会の天主堂の窓を飾っているのはちょっと違います。透明な紙に描かれた聖画を2枚のガラスではさんで貼ってあるもので、窓絵とよばれています。高価なステンドグラスに代えて使用されたものと思われます。」案内より
遠くからでも赤い屋根が見えました。
フランス人ダリベル神父の全財産と寄付により、明治36年(1903年)に建てら、設計は、宣教師だったパピノ神父。
佐渡の両津教会、今は明治村に移築されている京都の旧聖ザビエル教会などもパピノ神父の作品だそうです。
明治ロマネスク様式建築の傑作として名高く、国指定重要文化財となっています。
鶴岡カトリック教会は、旧庄内藩家老の末松家の屋敷跡に建てられたものなので、入り口の門は当時の武家屋敷の面影を残っています。
それで門が・・・
残念だったのは、見落とした聖堂の左側にある副祭壇の、「黒いマリア像」
日本でただ一体の聖母像だそうです。
「この天主堂ができた記念にフランスのデリヴランド修道院から贈られたもので、世界的にも珍しく貴重なものです。」案内より
「名称: 鶴岡カトリック教会天主堂
時代: 明治 年代: 明治36 西暦: 1903
解説文: 三廊式バシリカ型平面をもつ木造の教会堂で、設計はフランス人神父、施工は日本人大工である。ロマネスクにゴシックを加えた様式になり、上品で清楚な意匠をもつ、東北地方における教会堂の一遺例として重要である。」 文化庁ホームページより
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